【鈴鹿・釈迦ヶ岳】2022.1.29(高橋)
【年月日】2022年1月29日
【メンバー】上田、Aさん、梅田、二橋、高橋
残念ながら浅田さんは不参加になってしまいましたが、浅田さんの雪山山行第四弾として企画された山行に便乗して行って来ました。
朝明渓谷駐車場から中尾根登山道を登り釈迦ヶ岳を経て猫岳・ハト峰を周回するコース。中尾根は地形図を見る限り痩せ尾根で且つ急峻で厳しそうな感じ。ちなみに樋口君のおすすめコースだそうです。
朝明渓谷駐車場は結構車が停まっている。雪掻きもしてあるけれど大半は雪に埋もれている。ノーマルタイヤでは駐車箇所が限られてくるので注意が必要である。駐車場で身支度を済ませ中尾根・庵座谷登山道へ。
小尾根を乗越し庵座谷右岸に降りる。ここで登山道は二手に分かれる。我々は中尾根へ行くので庵座谷を渡渉し左岸へ渡る。暫くすると小屋がありその手前で中尾根の支尾根に取り付く。支尾根を登りきり中尾根に取り付く。
尾根は痩せてはいるがしっかりとした登山道が整備されており歩き易い。着雪はまばらである。アイゼン・ピッケルは暫くは出番がなさそうである。快適に高度をかせぐ。天気が良ければ眺めもいいんだろうけどあいにくの曇天。時折太陽は顔を見せるが…。
段々と積雪が深くなり、この先急登が待ち構えているのは分かっているので早めにアイゼンを装着する。
歩き始めてしばらくして高橋のアイゼンが外れる。おやっ、なんかおかしいな。って、バンドが切れてるじゃん。
樹脂製品って見た目は大丈夫でも突然パキッてなったりするから怖いね。もしもの時の為に補修道具は必要だね。
970m岩峰は直登出来ず左側を巻く。積雪が多い時はラッセルがきつそうです。今回はトレースが付いているので楽々。
残り50m程の急登を登ると松尾尾根に合流する。松尾尾根も痩せ尾根で左側の庵座谷源頭部のガレが荒々しい。ここまでくれば釈迦ヶ岳最高点は目の前である。
更に北進し登山道分岐を通り越して釈迦ヶ岳三角点を目指す。しばし展望を楽しんだあと風を避けて登山道分岐付近の樹林帯で昼食とする。
昼食を済ませ一路猫岳を目指す。しっかりとトレースがありトレースを追う。
1080小ピークを過ぎたところで沢筋に付けられたトレースに引っ張られてしまうが間違いに気付いて目的の尾根にトラバースする。
猫岳を過ぎたところで梅田が雪に大の字に寝転んで遊んでいると遠くから写真を撮っている二橋からいろいろ注文が。一体何がしたいんだ?後から聞いたがどうやら人文字で犬の字を造りたかったらしい。猫岳なのに…。
猫岳からハト峰までは樹林の下りとなる。トレースはしっかりついているからいいがくねくねと曲がりくねった尾根筋を外さないように注意深く進む。
ハト峰なのでハトのポーズで写真を撮る。でもハト峰って鳩峰じゃなくて羽鳥峰って書くんだよね。
ハト峰峠から駐車場に下る。この先積雪は多いが軟雪なのでアイゼンを外してぐんぐん下る。登山靴のエッジを効かせれば滑らないのだが…。