秋の大川入山

大川入山
2011年11月12日(土)
メンバー 浅田 Nさん
カラ松の黄葉を見に大川入山へ行って来たが、少し遅かったようで所々で黄葉したカラ松が残っている程度であった。
豊川から約2時間で治部坂峠の駐車場へ着く。途中の津具や根羽の里山の紅葉は見ごろであった。
登山口から暫く進み、沢を渡り尾根に取り付く。木の根っこが階段上になった急登を進むと右側がガレた展望の良い所に出る。R153沿いの山々の紅葉や、雲海で埋まった伊奈谷の向うに南アルプスが(千丈岳~聖岳)見えてくる。南アルプスが海に浮かぶ島のように見えて素晴らしい。
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雲海に浮かぶ南アルプス
暫く進むと横岳に着く。
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小休止をして小春日和となってきた稜線を、小さなアップダウンを繰り返しながら進んでいく。1683mのピークを過ぎ右手に中央アルプスを、やや後方に南アルプスを見ながらの気持ちの良い登行が続く。
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山頂が見える
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山頂まで約2Kmと書かれた新しい指導標を通過する。下って来る登山者4パテー程と間をおいてすれ違う。
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やっと登山道が山頂の方向になり最低コルを通過すると、熊笹の中の急登が始まる。
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振り返ると治部坂峠のスキー場が良く見える。
小一時間の頑張りで山頂に着く。山頂にはアララギスキー場から登った登山者4名が居た。
雪をまとった富士山が南アルプスの奥に少しだけ顔をのぞかせていた。
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山頂からの南アルプス
山頂からの南アルプスの眺望を楽しみながら、ガスコンロに火をつけてお湯を沸かしカップ麺を食べる。30分程山頂で過ごし名残惜しいが下りだす。
熊笹の急登を下り最低コルからの上りになり、小ピークで休憩をしていると、驚いた事に菊池さんが登って来た。学校の行事が終わってから来たそうで、我々の倍の早さで登って来た。少し話しをして山頂めがけて駆け上がった行った。
午後になり少し雲が増えて来た中横岳を過ぎ、木の根に注意しながら登山口へ降りた。
駐車場で帰る身支度をしていると、なんと菊池さんがもう下山して来た。(恐るべし菊池パワー)
夕闇が迫る中、ひまわりの湯で汗を流し帰路に着いた。
カラ松の黄葉は今ひとつであったが、雲海に浮かぶ南アルプスが印象に残った山行であった。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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