静かな深南部、京丸山

【京丸山】23.4.24(河合)
【2023年4月24日】
【メンバー】浅田、遠山、河合、鈴木、河野、夏目、小寺

『遠く南北朝時代の頃か藤原左衛門佐が乱を避けてこの地に住したと伝えられている。ここ京丸は古くから秘境として世間に知られていた。この藤原本家は由緒ある家柄の子孫とも伝えられ代々「葉菊」が家紋として用いられて来ている。又古文書「慶長四年九月二日の検地帳」(太閤検地)によれば当時京丸は二十件余りのムラをなしていた。』
京丸の里「京丸藤原本家」京丸牡丹(遠州七不思議) (yossy.main.jp)参照

静かな深南部、京丸山へ行く計画がでたので相乗りした。遠山、河合の発信では参加者が少ないが、浅田さんの発信だと7名が参加し賑やかな山行となった。京丸山付近には秘境に住んでいた集落があり、この奥地に集落?とびっくりすることがある。

朝6時30分河合家集合、登山口へ。駐車場は狭く、路肩に駐車しする。
ここに来るまでの林道も結構なサバイバル。

登山口8時30分出発。天候は曇り、少し肌寒いが歩くとちょうどよい気候。
いざ、出発。

和気あいあい!で林道を進む。

林道から尾根道への登山口が分かりにくく行き過ぎるもすぐに発見。

急斜面をゆっくり登る。

急な尾根を過ぎると、京丸集落へのトラバース道から林道となる。

ここから林道を歩く。何故か、ケーブルが・・。どうやって資材を運んだのだろう?

この林道はヒメシャラが多く自生していたり、植林?されていたり、とにかく多い。
途中、林道も崩壊しているところがある。

結構歩きやすい。

展望台からの竜馬ケ岳方面の景色

林道も無くなり、いよいよ本格的な登山開始。

自然豊かな新南部を歩く

途中、細い尾根があり慎重に進む

京丸山直下でポーズ

京丸山直下

京丸山頂上で記念撮影。ちょうどお昼だったので各々昼食をとる。

新緑には少し

下りの途中で、サルノコシカケ発見。

ツツジはピンクの色が鮮やか

アカヤシオは淡いピンク色でどちらかというと白っぽいピンクという感じ。
花の形もどちらかというとシャクナゲににているように見えた。(花は詳しくありません)

下りは細い尾根あり、急な斜面あり。

白色のイワカガミ

深南部は静かで山も穏やか。ゆっくり歩くには丁度良い。

-記・河合ー

追記

1971年の1月に夜発1泊2日で京丸山へ行って以来の京丸山でした。

当時は春野町から登る登山道の情報はなく、飯田線水窪駅から徒歩で山住神社へテント泊。

翌朝ルートの情報を門桁部落で聞いたが分からなかった。

5万図とコンパスを頼りに藪漕ぎで支尾根に取り付き、三森山〜灰縄山〜京丸山へ山頂でテント泊。朝起きると小雪が降っていた。早々にテントを撤収し京丸沢の林道目掛けて支尾根を強引に下り林道に降りた。そこから長い林道を歩き山住峠を越えて水窪へ。

雪の積もった山住神社がとても印象に残った。

 

記 浅田

この記事を書いた人

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