【塔ノ岳】23.8.19(河合)
【2023年8月19日~20日】
【メンバー】河合、他1
8月18、19日で「関東ブロック高等学校登山指導者研修会」が丹沢湖周辺で開催され、19日は午後1時で終了解散となることが分かり花立山荘に行くことにした。花立山荘は2016年に丹沢山に行く途中に立ち寄り、小屋主人の高橋守さん(私が20歳の時に山梨国体で初めて知り合ってからの国体仲間(11歳年上で、無茶苦茶、縦走が強かった!))と話をすることができた。今回は、約30年ぶりに小屋に泊まる計画を立て、前回以上にゆっくり守さんと話をすることができた。
丹沢湖の滝沢キャンプ場を13時に出発し、新松田駅でかみさんをピックアップ。秦野戸川公園の東側の林道を奥へ進み、作治小屋先の終点、戸沢駐車場に車を止める。15:15駐車場出発。天神尾根の急登をゆっくり登る。今日は、朝6時から読図講習会で12時30まで山を歩いていたので、荷物を持った体は動かず、登りは途中で3回も休憩し、思ったよりも長い尾根に感じた。
大倉からの主尾根に合流するとここからは木道も整備されており歩きやすい。17:30頃花立山荘に到着。
花立山荘手前の「氷」の標識。暑い夏の目印に最高。
湿度も高く、汗も半端なく出て、しばらく外で体を冷やすためクールダウン。小屋主人の守さんが外に出てきてくれて、ウエルカムビールをいただき、乾杯。しばし、歓談。次第に体も冷えてきて、小屋の中に移動。
小屋では、3人組パーティーと2人組パーティーと私たち2人。小屋関係3人の合計10名。守さんと昔話に花を咲かせ、国体の選手時代の話とか丹沢ボッカの話しをして盛り上がった。
花立山荘からの景色は素晴らしく、ここからの夜景の眺めは最高だった。
花立山荘からの夜景
丹沢ボッカの話しでは、「60㎏のエキシビジョンがあったのよ。」と6年前から小屋を手伝って見えた方から教えてもらうと「それ、自分も5区で歩きました」、「えっ、そうなの?」って感じ。
そういえば、自分の20代って丹沢ボッカに何度か出場した。
一番最初に参加したのは、平成元年の第3回大会。平成元年は北海道国体の年。別名「はまなす国体」と呼ばれ、スローガンが「君よ今、北の大地の風となれ」
スローガンがこんなにもかっこよく感じたものは他の大会では少ないと感じている。
さて、丹沢ボッカに参加した成績は以下の通り。
第3回大会は、広島県の友達と参加し2位。
第4回丹沢ボッカ駅伝 エキシビジョン60㎏の成績
第5回大会(20㎏の部)に広島の友達と参加し5位、
第8回大会(20㎏の部)愛知国体のメンバーで出場し1位、
第9回大会(20㎏の部)愛知国体のメンバーで出場し2位、
第10回大会(20㎏の部)愛知国体のメンバーで出場し2位、
第11回大会(20㎏の部)愛知国体のメンバーで出場し6位、
丹沢は私の思い出の場所である。
さて、守さんの国体の賞状や丹沢ボッカの写真等が小屋にあって、この時の賞状は山形国体だったので、「成年女子の監督してた。」とか、話は尽きなかった。
19日(日)
今日は、小屋から富士山が見えた。
うっすらと富士山
朝ご飯を食べた後、せっかくなので塔ノ岳に登った。今日も朝から暑く、少し歩いただけなのに汗だくに。
塔ノ岳で記念撮影
しばらく、山頂で景色を見てから再び、花立山荘へ下る。山荘でかき氷とコーヒーを飲んで休憩。昔の花立山荘の前は、草木もあまり生えていなくて、シカの食害があったのに今では木が生い茂っている。ここでも月日がたっていることに気づく。
守さんと記念撮影
30年ぶりに泊まった花立山荘は、自分の青春の思い出がいっぱい詰まっていた。また、国体仲間が小屋を守っている姿(今年で小屋の主人は33年目になる)にも感動して花立山荘を後にした。
-記・河合-