日程:2015年5月2日~4日】
【メンバー:河合(L)、梅沢、後藤、吉中、森、塩川(記)】
<5月1日>
今年のGWは連日好天の天気予報、北ア絶景願望がホボ保証された山行に期待を募らせ豊川市役所を19:30に出発。
予定通り新穂高温泉の無料駐車場に到着、月が明るく深夜の駐車場から雪に覆われたアルプスの山が確認できた。
この日はテント設営し、翌日の約束された快晴山行に乾杯し早々に就寝。
<5月2日>
登山道に出発と思いきや、河合さんがメーテレ取材陣からのインタビュー(笑)、山行中に放映されてしまっただろうか・・。
本日の目的地の槍平のキャンプサイトに向けて改めて出発、樹林帯の日陰部や沢には残雪があったが、大半は地面を覗かす夏路を順調に進む。
12:30にはポカポカのキャンプサイトに雪のテーブルとイスを製作し、初日の昼の行動食と酒とつまみをつまむ。「西穂-奥穂パーティーは今頃あの辺歩いているらしいよー、今日はあそこまで行っちゃうらいいよ、すごいねー」なんて話しながら、ダラダラお酒を飲む。
気付いたらもう夕飯時、流石にお腹も減っていない。。。小一時間昼寝やら翌日の準備等各自思い思いの時間を過ごして、夕飯の牛丼を調理し、美味しくお腹いっぱいになった頃に気温も下がりテントで3次会(?)。予定通り、2日分のお酒の大半を初日で消費する。
<5月3日>
この日は槍ヶ岳山行アタックの日。2時半起床し、未だ満腹のお腹に朝食のうどんを食す。
4時半には飛騨沢を進み、途中から大食岳に続く尾根を目指して急坂をひたすら登る。稜線に着くと、笠ヶ岳や穂高連峰や西尾根方面と目的地の槍ヶ岳を確認できた。
途中雷鳥(?) 親子のトレースの後を追って進み大食岳に到着。
槍をバックに写真を撮影やら小休憩をはさんで、いよいよ目の前の槍を目指してアタック。
槍には登山者渋滞も雪も無く、ストレスレスで最後の岩稜面と梯子を登って無事登頂。
360℃北アルプスを望む絶景楽しむことができた。個人的には、去年風雨の中何日もひたすら足元の高山植物だけを見て進んだルート(五色ヶ原から槍)を遂に一望できて感無量、リベンジ成功で大満足でした。
下りも比較的渋滞も少なく、ロープをだしつつ慎重に槍ヶ岳山荘迄おりる。
お昼を行動食で済ませた頃に予報通り雲が多くなってきた為、そそくさと下山を開始。
ながーーい飛騨沢を特急で下る梅沢さんを、ソリで滑走して追いかけたり、約2時間程で槍から槍平迄下山。
3時にはキャンプサイトのテーブルで宴会再開、森君が槍ヶ岳山荘でお酒を追加購入したらしく、ながーい飲み会は続く。
夜は森君の大学研究課題でもあった色や小学生時代からのお供である絵具の味等について、奥深い話(内輪ネタです>_<)で盛り上がり就寝。
<5月4日>
最終日は槍平から新穂高温泉の駐車場への下山。夜寝ている間に降った雨も止んでいて、途中小雨にうたれたが、雪も凍る事なく柔らかい雪面を順調に下る事ができ、10時頃には下山して温泉を満喫して帰宅しました。
終始天気にも恵まれた春山をこれでもか!っと存分に楽しむ事ができました。
追記
晴天の春山合宿。雪は例年どおりとはいかず、槍の穂先の往復はアイゼンいらずで、雪もなかった。下りは、念のためザイルをだしたが、渋滞もなかった。新人さんには、良すぎるぐらいのロケーション。
「若い時にはお金を払ってでも苦労をするもんだ。」と自分が若い時に言われた気もするが、苦労も無く楽しい山行であった。気がつけば、自分も年齢が年寄りチームになっており、体力の低下も感じられる。
その分、若い方の会の加入は、心強く、今後も楽しみである。
-記・河合-
追記2
3日間大変お世話になりました。
初めての合宿、初めてのテント泊、しかも雪!
不安でいっぱいでしたが、天気も大変よく楽しく無事に行って帰ってこれました。
大喰岳までの急登が苦しかったですが、雪の北アルプスの山々は大感動!
緊張していた穂先も雪がほぼなく楽しんで登ることができました。
下りでは念のためザイルを出していただき、河合さんと塩川さんに頼りっぱなし。
少しづつロープワークを覚えていきたいです。
皆様ありがとうございました。
記 吉中