明神山(尾籠ルート)

明神山(尾籠ルート)
【メンバー】白井、菊池、白木、他1名
GW前半の中日を地元の名峰、明神山へ尾籠(おろ)の集落より登ってきました。
先週の霊仙山は寒かったですが、今日は本当に春爛漫のすがすがしい陽気となりました。
新城市の我が家(白井宅)に8時に集合して出発。昨年の6月に同じく白木君とM野さん達と乳岩方面から登ってます。
151号線を左に折れて細い車道を進み柿野方面と道を分け、尾籠方面へ向かう。暫く登って行くと尾籠の集落である。
いつも感心するが、田舎の人は本当に花卉が好きで、集落にはいろんな花が植えられ咲き乱れてました。道のどん詰まりに公民館があるのでそこに車を止め身支度をする。ここには明神山へ登る案内やら登山記録帳やら置いてあり、登山客を歓迎してもらえてることを感じる。
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車を止めた「生活改善センター」
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尾籠の岩山と明神山
 9時25分出発。目の前に集落のシンボルの尾籠岩山が見える。結構横に長く岩登りのルートがいくつか作れそうである。
 集落の人達に朝の挨拶しながら登りだす。最初は植林の中を登って行く。日影はひんやり感じられ登にはちょうどいい気温だ等と思っていたが、すぐに暑くなり汗が出てくる。
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このような道標がいくつも立ってある
 植林をぬけると新緑の雑木林を登る。ところどころにしっかりした道標が立っており、道に迷うことはない。
 30分ほど登ると、岩山へ行く道との分岐があり、岩山を見に行く。尾根伝いに行くと尾籠の集落が見渡せる「のぞき岩」があり絶景を楽しむ。しばらく行くと円の行者と弘法様を祀ってある山頂直下に着く。山頂下にはちょっとした広場があり、毎年4月15日には祭礼が行われているらしい。
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分岐の案内
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のぞき岩よろ尾籠の集落を望む
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のぞき岩にて
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円の行者が祀ってあります
 分岐まで来た道を戻り、明神山へ向かう。しばらく上り下りを繰り返し、柿野からの登山道と神田の集落へ降る峠に着く。
 ここからは、明神山の山頂まで急な登りが続く。風が吹くと汗ばんだ体に気持ちがいい。途中菊池さんがイワカガミを見つけると、そこはイワカガミの群生地だった。一汗も二汗もかき急な登りが終わると山頂だった。山頂にはもう10人以上も先客おり賑わっていた。
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急登が続く
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菊池さん
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 11時50分頂上着。ちょうどいい時間だ。こんなに汗かくならビールを持ってくれば良かった。M野さんが持って来てくれた八橋を頂き、昼食をすませる。日影だとTシャツ1枚だと寒くなってくる。展望台からはかろうじて南アルプスの雪山が見えた。しかし、頂上からの新緑の山々の眺めはとても気持ちがいい。
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今回のメンバー
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奥三河の山々
 12時半ごろ下山開始。苦労して登ってきた急登をいっきく降る。降りは早い。ツツドリ、キビタキ、オオルリと夏鳥の鳴き声を聞きながら黙々と降る。
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降り
 あっという間に下って14時頃には車の置いてある場所まで降りてきた。あさは匂わなかったですが、部落へ降る手前から花々のいい香が届いてくる。ほんとに田舎の人の花好きには感心する。藤の花が咲き、チューリップや八重桜、シバツツジといろんな花が咲いてました。こいうところでとても季節を感じられ「いいなぁ~」と一人ほのぼのとし、尾籠の集落を後にする。
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下山口はいい香でいっぱい
 帰りに新城のクライミングジム109に寄ってみましたが開いてませんでした。

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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