雨乞岳
2013年5月26日(日)
メンバー 浅田 Nさん
今シーズンの、鈴鹿7マウンテン全山登頂を目指して、雨乞岳へ行って来た。
武平峠にある駐車場に車を停め、武平トンネルを抜け滋賀県側の登山口から登り出す。
ここからは、御在所岳、鎌ヶ岳、雨乞岳と3山へ登るルートがある。
杉林の中の登山道を暫く行くと、山腹をトラバースして行く道となる。
トラバース道の左側は切れ落ちているので、注意しながら支沢を5~6越えると沢谷峠に着く。ここから沢谷へと下って行き、沢筋の道を進んでいく。
暫く進むと平坦な所にでる。4番と書かれた指導標があり、コクイ谷とクラ谷の分岐である。
コクイ谷とクラ谷の分岐
小休止の後、クラ谷に沿って付けられた登山道を進んでいく。
所々ガレや高巻きがあり気を抜けない。道は新緑に覆われた斜面となり七人山のコルへ出る。7番と書かれた指道標があり小休止をする。
七人山のコル
コルから潅木の中を暫く行くと笹原の道となり、青色の鮮やかなフデリンドウの花が咲いており、疲れを癒してくれる。
フデリンドウ
振り返ると鎌ヶ岳、御在所岳があまり鮮明ではないが見えてくる。笹原の急登を進むと東雨乞岳に着く。
山頂は広く360度の展望があり、多くの登山者が休息をしている。我々は写真を撮り、雨乞岳本峰へ向かう。
東雨乞岳より本峰
東雨乞岳
笹原の道を少し下って上り返し、15分程で山頂へ着く。上り始めて2時間50分予定どうりである。東雨乞岳と違い山頂には誰もいなく静かである。
山頂横の笹原の中、人目につかないような小さな池があった。
山頂横の池
山頂
山頂より東雨乞岳遠景は御在所岳
山頂で昼食を食べて往路を下った。下る途中カッコーの鳴き声が遠くの谷間から聞こえてきた。また登りでは気が付かなかったが、谷のあちこちにイワカガミのピンクの花が咲いていた。市民はイミングの候補と考えていたが、トラバース道が長く、途中ガレ場があったり、沢筋の道もあるので、少しハードルが高いかなと思いながら駐車場へ降りた。
新緑の中6時間弱の楽しい山行であった。
記 浅田
新緑の雨乞岳
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