雪上訓練後のソースカツ丼はセットです

【雪上訓練(中央アルプス千畳敷)】24.12.22(河合)
【2024年12月22日】
【メンバー】河合、遠山、古賀(康)、武野、中田、木村、梅田、古賀(美)、Hさん

12月22日(日)
朝、5時河合宅集合。菅の台へ向かう。臨時バスで千畳敷へ。
千畳敷駅はマイナス15度。中は人が一杯なので外で見支度を行うが視界も悪く風も風速10m以下と思われるが吹いている。10時頃より雪上訓練開始。
まずは、お約束の雪面の弱層テストを行う。円柱にスコップで雪面を掘り起こし弱層があるかどうか確認を行う。
次に、斜面のある場所まで約15分位移動する。なるべくラッセルしてほしいので3班に分かれて新雪をラッセル。
斜面に着くとフットアックスビレーの練習を全員で行った。

柔道着は、ハードシェルが痛まないように着ています。

斜面は滑らないので、滑落者は走ります。そして止める練習です。

全員交代で止める練習をします。


次に、駅近くまで行き、アイゼンを外して埋没訓練をします。アイゼンを外しているときも風が強く吹いていました。

一年に1度雪に埋まる訓練ですが、息苦しくなり、雪崩に巻き込まれたくないと思います。

ツエルトの設営ですが、うまくいかなかったので、ツエルトの中に2人づつ入って暖かさを確認しました。

次は、ビーコンの操作練習です。駅近くは多くの登山者がおり、ビーコンが他者に反応するため練習が難しい局面もありましたが、毎年、確認の意味を込めて行う訓練でした。

中田君によるビーコンとゾンデ棒の使い方の講習です。遭難者の近くまで行ったときに操作する手順を確認しました。

ゾンデ棒の使い方を教えてくれる中田君

ゾンデ棒を使い遭難者のポイントを探す訓練。

13時15分ごろ雪上訓練は終了しましたが、寒さと風も吹いていて3時間みっちりと内容濃く行いました。
13時55分のロープウェイで下山し、お風呂に入ってから、明治亭のソースカツ丼を食べて帰りました。

ソースカツ丼、お風呂、雪上訓練はセットでこれからもお願いします。
-記・河合-

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