4月29日(火)
メンバー河合、他1
上さんが7月の学校行事の野外教室で鳳来寺山を登るかも知れないので、道を教えてと言われ、雨の中鳳来寺山へ行った。
思えば、鳳来寺山の東照宮までは行ったことがあるものの、頂上は十何年ぶりといってもいいほど歩いていない。
11:30 山頂付近の駐車場に車を駐車し、小雨の降る中歩きだす。観光客はだれもいない。鳳来寺山本堂の横を通過し時計回りに歩くこととする。いきなり急な階段が続くが、久しぶりの道に「こんなんだったかなぁ」と昔を思い出す。尾根に取り付いたところに奥の院があるのだが、風雨等に耐え切れず、また、木も倒れて奥の院は無残にも崩壊していた。
鳳来寺山頂上から瑠璃山(約2分)へは往復し、景色は雨で良くないがとっても久しぶりの光景に嬉しくなる。
鳳来寺山からは緩やかな下りで天狗岩へ向かう。天狗岩には展望台があるが、ここも屋根等が崩れ落ち、展望台が封鎖されていた。栄枯盛衰の無常を感じるのと同時に、いたるところに「旧鳳来町」の看板のまま新城市になってからも何も手をつけられていないことに寂しさを感じる。
鷹打場も景色が良くないが、岩のテーブルが懐かしい。東照宮へたどりつき2時間30分の散歩であったが、懐かしさと、歩道上の建物整備が進んでいない状況に感じ入るものがあった。
―記・河合―
雨の鳳来寺山(瑠璃山)
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