豊川山岳会

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読図山行 鈴鹿・銚子ケ口

      2017/03/01

【鈴鹿銚子ケ口】2017.02.25(神谷)
【年月日】2017年02月25日
【メンバー】L高橋、岩井、神谷

1月にクライミングでご一緒した高橋さんに「地図が読めないから読図山行してみたいなぁ」と話したところ、なんと今回計画を立ててくれました(^^♪

場所は銚子ケ口(ちょうしがぐち)。標高1077m、鈴鹿山脈中央部の雨乞岳の北に位置し鈴鹿10座に含まれている山です。初めての鈴鹿山域の登山、初めての読図山行、楽しみと不安で迎えました。

2月24日(金)
夜24時前に神崎川林道入口付近にテントを張り事前ミーティング開始。25000分の1の地形図にどのようなルートで行くか出発からゴールまで線にして記入していきます。尾根・沢・コル・ピーク・気を付ける場所・目標物などなど。この山は尾根が複雑に入り組んでいて本当に難しい。岩井さんと一緒に高橋さんのご指導の下、ルートを書き込んでいきます。1時過ぎに就寝。

これが尾根?沢?難しい~φ(..)

今回の地図 

2月25日(土) 曇り時々晴れ
07:50出発、神崎川林道から風越谷林道に入ります。綺麗に除雪されていたのもつかの間、すぐにトレースない雪道となります。

快適♪しかし誰のために除雪してるんだろう?

すぐにトレースなしの道へ・・

林道から登山道入り口を見つけるのが最初の課題。雪に埋もれていて全く分かりません。ミーティングで登山口は3本目の沢の後、4本目の沢まで来たら行き過ぎ・・と事前に話していたので、沢の数を1・2・3・・・数えながら歩いて登山口無事発見。よーく眺めると表札も上のほうに隠れてありました。この登山口から尾根に乗るまでが急登。トレースがないので余計に疲れます。

その後しばらく穏やかな尾根歩きですが、表面がアイス状でヒヤヒヤする細尾根もありました。しかし全体的に雪は締まっていて歩きやすかったです。小ピークごとに進行方向を確認して歩みを進めます。

方角確認中

伊勢湾と御在所

東峰まで登ると、イブネ・雨乞・御在所・釈迦・竜・藤原などなど鈴鹿の主峰にぐるりと囲まれ、私にとっては初めてみる山々、新鮮に感じました。時間も正午。風もなく暖かな陽気だったのでのんびりお昼休憩しました。

いい天気だったから網とお餅も持ってこればよかった!

東峰から小さなアップダウンを繰り返し、中峰・西峰を通過。水舟の池を目指しましたが、途中のトラバース箇所が凍っていて危険なため引き返すことになりました。

トレースのない真っ白な雪、温かな日差し♪

登山客は私たちだけ。この景色を独り占め。

東峰までは自分たちがつけたトレースに沿って戻るだけなのでラクチン。しかし東峰から北尾根の下りが読図本番です。下山時は楽なほうにどんどん行ってしまうため迷子に陥りやすく、私も途中でモノレール(トロッコ?みたいな搬送路跡)を発見しついそのモノレールに沿って下ったら違う尾根に侵入してしまいました。

現在地を確認中

そこから無駄に慎重になってしまい、小さな尾根っぽいのを見つけるなり地図を広げる・・20m歩いてはまた地図を広げる・・。現在地はどこ?これで合ってるのかな?周りの景色を眺めながら地図とコンパスとにらめっこ、なかなか前に進まなくなります( ;∀;)  下りは上から見ると分かれている尾根に気づかず通過してしまうことがあるし、薄暗い樹林帯の中なので目標物も少ない。現在地を正しく把握していないと進むべき尾根を間違えてしまう可能性もでてくるのでとても難しかったです。

途中からアイゼンをつけたり、雪の踏み抜き地獄地帯を通過したり、ようやくゲート手前の目印となる鉄塔を見つけたときは、岩井さんと二人で歓喜しました。

ついに!!ヽ(^o^)丿

 読図間違えポイントになるあたりは私と岩井さんに先頭を任されました。何回も何回も(100回くらい?)立ち止まっては地図とコンパスの確認。地図を見てるだけで合計1時間以上費やしてしまった気がします。考えてもわからないときは高橋さんがアドバイスしてくれました。まだまだ苦手意識はありますが、今回はゲーム感覚で読図を「楽しむ」ことができました。日頃の山行からGPSに頼らず地図と周りの地形を見るようにしたいと思います。

 


<タイム>
駐車地点(07:49)-風越谷林道(08:18)-510m登山口(08:55)-東峰(11:45~12:22)-1076m三角点(12:28)-中峰(12:41)-1067m手前コル(13:25)-東峰(14:07)-北尾根-杠葉尾(17:00)-駐車地点(17:20)

【感想:岩井】
今回、読図山行に初めて参加させて頂き、読図の面白さと難しさを実感することが出来ました。
尾根・沢の見方など基礎的なところからお二人に教えていただき、とても勉強になりました。
前夜のイメージトレーニングも、実際の山となると現在地がなかなか一致させられず、一人だったら何回か遭難していました…怖い!
今いるところの地形、今まで歩いてきた場所の特徴と現在地との距離感、これから通るであろうルートの予測、それらを常に考え続けることと地図とコンパスをこまめに見ることがきっと道迷いしないために大事なことなのだとよく分かりました。
まだまだ読図の技術はないですが、これから登る山でも同じことを繰り返して確認していけば少しずつ出来るのではと感じたので、さぼらず繰り返していきたいです!
貴重な勉強登山、ありがとうございました!

この記事を書いた人

kamiya
kamiya
登山歴2年目、2016年12月に入会しました。様々なジャンルの山・岩の経験を重ねて、将来は山岳医療の面から一人でも多くの登山者の役に立つことをしたいと思います。
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