豊川山岳会

愛知県豊川市で活動する豊川山岳会のホームページ

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山に浸った北海道山行(日高、大雪)

   

【北海道:日高山脈 幌尻岳、大雪山 旭岳~トムラウシ山】2017.7.30(上田)

【年月日】2017年7月30日~8月4日
【メンバー】 上田歳彦 西村伸子(会友) 伊藤荒人(会員外)

北海道の百名山に行こうということで、声をかけたところ西村さんと気象予報士の先輩で豊川山岳会の山行にも何度か参加されている伊藤さんが手を挙げてくれました。日高連峰の最高峰 幌尻岳(2052m)と大雪連峰の旭岳(2290m)からトムラウシ山(2141m)への縦走という贅沢なプランを楽しんできました。

はるばる縦走し、トムラウシ登頂

可憐なエゾコザクラ

7月29日
上田と伊藤さんはセントレアからお昼の便で、西村さんは羽田からの便で新千歳空港で15時すぎに合流。予約したレンタカーで千歳市内でブタンガス、食料などを買出しし、日高自動車道経由で平取町に入り、20時少し前にこの日の泊り場 とよぬか山荘到着。道中、後半の大雪連峰は天気が良さそうなので大雪縦走ということに決め、レンタカーは旭川返却する、予備の宿のキャンセルするなど手はずどおりの連絡を入れる。
とよぬか山荘ではたっぷりのジンギスカン鍋をいただき、明日からの登山に備え前祝いのビールで乾杯!

7月30日
7時発のリムジンバスに合わせて6時前に起床。晴れ間ものぞきまずまずの天気である。アプローチの沢歩き用の装備(沢靴と念のためロープ徒渉の装備)、幌尻山荘素泊まりの装備(寝具、火器、食料など)を持ってバスに乗り込む。

丁度1時間で第2ゲートに着きここから2時間ほどの林道歩き。クラブツーリズムさんの8人パーティとともに幌尻山荘に向けて出発する。天気はいいものの、ハエくらいの大きさで羽根に黒い斑点があるアブ(ブヨ?)が多く悩まされる。

10時に北海道電力取水施設のある林道終点につき、糠平川の右岸につけられ部分的に鎖付のへつりがある巻き道を40分程歩くと徒渉の始まりである。増水時は進まないように注意書きがある。

北海道電力取水施設から沢沿いの道

糠平川右岸沿いの巻き道

ここからいよいよ渡渉が始まります

沢靴とハーネスを装着しストックを一本持って、此岸と対岸につけられた赤テープを頼りに10:50に入渓する。平常時程度の、膝下から膝上位の水かさで、流れもさほど早くなく3人とも問題無く徒渉を繰り返す。

赤布を見て行けば渡渉点はわかり易い

みなさん慣れてきて暑い中の徒渉を楽しんでいる。徒渉点の赤テープは明瞭でしっかり探せば見失う事は無かった。

15回程繰り返すといよいよ幌尻山荘に12:15に到着。立派な2階建ての山荘で管理人の方がいて、ビールだけを提供している。素泊まり1500円/人で2日間事前予約しており、2階に3人のスペースを確保し毛布1枚の支給を受ける。山荘前のブルーシートで店を広げて一杯会。

ひとしきり明日の行動や後半の大雪の行動(西村嬢の日程分割、行動時間短縮の検討が楽しかった(^_^;))などを確認して、清々しい谷間の風に吹かれながらのんびりと過ごす。

行動時間短縮の行程検討に熱が入る

クラブツーリズムのガイドさんが、イワナ(オショロコマ)の25cm位のを2尾上げていた。参加メンバーは幌尻岳を百名山山行の終盤に残した方が多いようで百座目のフィナーレをどの山でどう迎えるか、今回90座目を迎える伊藤さん含め百名山談義に話が弾んだ。今回、初めての食当の西村さん、何と千歳で愛知県産のウナギと大葉を仕入れての鰻丼!! 豪勢に頂いた(^O^) ありがとう!

 

7月31日
気象予報士仲間のOさんから前半の幌尻岳の詳細予報資料を送ってもらったところ、午前中からあまりひどくは無いが降雨が予想されるということで早出する。当初予定した幌尻岳から戸蔦別岳の周回コースは諦めて、幌尻岳往復でそのまま下山することとした。2時半に起床し3時半に出発。山荘の裏からジグザグの急登を登っていく。命の水の標識を左に見て(5:00)少し登ると展望が開け、戸蔦別岳のきれいな三角錐が正面に見えた。

右手には幌尻岳の大きなドームがガスに見え隠れしている。

小雨が降り出したためカッパを着て、痩尾根のハイマツがかぶる道を登ると傾斜が落ちてお花畑の稜線。左に北カールを見て大きくカーブしながらゆるやかに登っていく。

途中、南面の新冠からの登山道が合流してしばらく登ると頂上である。(7:40到着)伊藤さんは区切りの百名山90座目の登頂、いよいよカウントダウンが近づいてきた。雲間に南の方向に一瞬鋭鋒が見えた。カムイエクウチカウシ山に違いない。
下りでクラブツーリズムパーティとすれ違い、同ルートを下降していく。再び雨が降り出して山荘に着く(11:50着)頃には10mm/時間程度の本降りとなる。山荘の管理人の方に下山する旨を告げると、この程度の雨では増水は問題無いとのこと。沢靴とハーネスを付けて出発する。若干水かさが増えた感じだが問題は無い。雨の中なので淡々と慎重に徒渉を繰り返す。右岸の巻き道も無事通過し、林道に14:10に飛び出す。みなさんお疲れ気味で林道歩きにイヤイヤしている方も若干名(^_^;)。
歩き始めると何と林野庁の車が拾って下さった。ありがたく乗車させて頂き、2時間弱の道のりを20分に省略できた。
リムジンは17時なので2時間余りを無人のボックス型の待合室で過ごし、とよぬか山荘に戻る。レンタカーで占冠経由で、富良野でしっかり食事を取り美瑛方面に向かう。雨に濡れたこともあり、美瑛のゲストハウスに宿を取る。きれいな畳部屋でなかなか快適な宿だった。

8月1日
天気も徐々に良くなる見込なので、一日の行動時間を減らすために、8/1に午後発で旭岳を越えて裏旭キャンプ場、8/2は南下して忠別岳避難小屋まで、8/3はトムラウシを越えて南沼キャンプ場、8/4はトムラウシ温泉という行程に組み替えることにする。7時に起きて旭川に向かう。旭岳ビジターセンターへ電話で水場や忠別避難小屋の状況が問題無いことを確認し、先ずは買い出しをし、次に縦走に不要な荷物を1つにまとめて新得で宿泊する宿へコンビニから宅急便で送る。最後はレンタカーを旭川駅前で返却し、乗り合いバスは適当な便が無いためタクシーで旭岳ロープウェー乗り場へ(11100円)。山に入るまでの段取りを終えれば一安心。あとはのんびりと登るだけ。
各自携帯トイレ(1つ500円)を購入し、13時にロープウエー終点の姿見駅を出発すると旭岳が姿を現してきた。

噴煙も何本かゆっくりと上がっている。姿見の池ではキタキツネも姿を見せた。

爆裂火口の右側をゆっくりと登っていく。

西側や南側には積乱雲が発達

金庫岩と頂上に続く砂礫の道

15:20 金庫岩を過ぎるとわずかで15:35頂上到着。

黒岳方面から来たポーランドの方と登頂を祝い、お国の瓶ビールを頂く。

旭岳の下りから:右側が裏旭キャンプ場

東側斜面に長さ200m程残る雪渓をツボ足とストックで下ると裏旭キャンプ場(16:15着)で、雪渓の水が豊富に流れていてエゾコザクラなどの花が咲き誇っている。先客が1名いて、トムラウシから十勝岳方面への縦走とのこと。

連日の宴会で、今日はジンギスカン、ミニトマト、キュウリをたっぷりと頂く。静かな自然のままのキャンプ場の黄昏を楽しみ、早い眠りについた。

 

8月2日
2時半起床、薄明の中3:50出発。多少雲があるが天気は良くなる兆し。

先ずは間宮岳をめざす。4:30に間宮岳に上がると黒岳から北鎮岳、中岳、ここ間宮岳から北海岳へと伸びる馬蹄形の伸びやかな稜線に朝日が当たり素晴らしい眺めが広がる。

アップダウンがほとんど無い広い尾根をコマクサなどのお花を愛でながら北海岳をめざす。今日は雲海が素晴らしく、また馬蹄形山稜の底にあたる御鉢平の細い水の流れが輝いてとても美しい。

北海岳頂上で影で遊ぶ(^^)/

雲海が素晴らしかった!

エゾツガザクラ

雪渓の傍にはチングルマが咲き残る

白雲分岐手前の雄滝の沢(層雲峡・流星の滝の源頭)の雪渓から烏帽子岳(右 2072m)

北海岳(5:25着)で馬蹄形の尾根を離れ雪渓を越えて白雲岳の分岐を過ぎると白雲岳避難小屋(7:20着)で、ここで大休止。ビールなど販売物は無く商売気は無い。忠別岳避難小屋の水は問題無いが、南沼の雪渓は小さくなっているかも知れない、逆方向から来る人に確認して欲しいとのこと。

白雲分岐下りからから白雲岳避難小屋 雲の中は高根ヶ原の大平原

イブキトラノオ?

タテヤマリンドウの紫がきれい

こちらはヒグマの大きな糞 この後何度も見かける

稜線をガスが時折覆う中を、左側が切れ落ち右側が雄大な縦走路を歩いていく。徐々に疲れが出てゆっくりペースで今度は右側が切れ落ちた忠別岳に12:20に到着。

忠別岳と手前は忠別沼

縦走路から左に分岐した道を下ると雪渓の向こうに忠別避難小屋が見えた。

縦走路から雪渓の左に忠別岳避難小屋

忠別岳避難小屋への分岐

やや荒れていると聞いていたが、屋根の修理などがなされ全く問題無い。13:40に到着。

ここも雪渓の流水が豊富でエゾシカの群れやカラス数羽など、動物たちの楽園である。夕方100m程先の斜面をヒグマが駆け下っていくのを運良く眺めることができた。

忠別岳避難小屋付近のエゾシカの群れ

ヒグマが雪渓をあっという間に駆け下って行った

 

8月3日
今日はトムラウシを越えるハイライトコースの日。昨日よりもコースタイムが短いので3時半に起床、昨夜少し雨が降り少しガスが残る中、4時半に小屋の横の雪渓横断からスタート。

先ずは五色岳への登りはハイマツが少し覆い被さり濡れを避けるためカッパを着用する。5:45に五色岳の頂上に着くと、丁度ガスも晴れてきて前日までは雲で遠望が効かなかったトムラウシ山の全容が今回初めて望むことができた。

どっしりとした山容は遠くていい山の貫禄である。東を眺めると4年前に大学の先輩のHさんと登ったニペソツ山や石狩岳など東大雪の険しい山々が雲海の上に高く浮かび上がり壮観である。

ここからはなだらかな道で木道沿いのお花畑と池塘、左にはトムラウシと今回の縦走のクライマックスの光景が続く。少々急ぎすぎたので、少しお花畑へ戻ってゆっくりと写真タイム。エゾコザクラやチングルマなどの花々とトムラウシの競演を楽しむ。


途中獣臭などがしたため、ヒグマに警戒しながら化雲岳(かうんだけ)へ(8:40着)。平らな頂きに小さな岩塔が載ったような頂上で、ここから北西には天人峡への登山道が続く。

トムラウシ方面に向かうと環境庁から委託されて植生調査を行うお二人とすれ違った。内お一人がユニークな大きな帽子をかぶっていたので西村嬢が興味を持っていた。今日の泊まり場、南沼の雪渓の状況をお聞きしたが全然問題無いとのこと、安心した。

最低コルに向けて下ると左手に大きなヒサゴ沼と避難小屋が望めた。

ヒサゴ沼と避難小屋


ここは広くて楽園のような場所である。最低コルからは岩がごろごろとした歩きにくい道が延々と続くが 天沼や日本庭園の周りは自然が作り出した庭園でとても美しい。岩がごろごろする場所ではピーピーとナキウサギの声が響き、少しその姿を見ることができた。

日本庭園:池と岩、高山植物 自然の造形が素晴らしい

ロックガーデン付近も美しい

ロックガーデンを注意しながら通過すると北沼に上がる岩の斜面である。天人峡から今朝トムラウシを往復してきたという元気な単独女性と行き会いこの山の魅力など、言葉を交わす。いよいよ北沼に上がると先ほどまでかかっていたガスが少し晴れて頂上が望めた。(11:25)
2009年7月のツアー登山で朝ヒサゴ沼を出発し、雨混りの強風の中歩きにくく地形が複雑な登りを四つん這いになりながら北沼に到着し、当時強風で川のようになった北沼が今は静かに目の前にある。自然の猛威の中で倒れられた方の冥福を改めて祈った。同時にこの事故が例外では無く、北日本(特に日本海側)では低気圧通過後も風雨が続き登山者にとって大きな脅威となることを、これからも気象遭難事例として伝え続けたいと思う。

北沼から最後の登り

岩の斜面を登って頂上に12:10に到着。トムラウシ温泉からの登山者で賑わっていた。はるばる旭岳から縦走してきた嬉しさがわきあがる。

残念ながら旭岳までは見えないが、南沼や来し方の化雲岳方面の展望をゆっくり楽しむ。クワンナイ川を遡行してきた3人パーティからは充実した山行の様子を聞くことができた。

体が冷えてきたところで南沼キャンプ場まで下り(13:40)テントを張る。既にトムラウシ温泉から登ってこられた中高年お二人のパーティが張っておられて言葉を交わす。

南沼まで5分ほどで、60m程低い場所に円く広がる南沼と外輪に突き出た岩塔、ガスの中遙かに伸びる十勝連峰への縦走路の眺めが素晴らしく必見のスポットだった。テント場に戻って雪渓と頂上を眺めながらのゆったりタイム。最終日まで持ってきたお酒と生野菜で山中最後の夜を楽しんだ。

 

8月4日
夜中に3人で起きたら沈みかけた上弦の月と星空が素晴らしかった。
5時に起床し、伊藤さんと「昨日見れなかった旭岳方面の展望、北沼まで行けば見えるかな?」ということで朝食後に行くことにする。(これが予定外の別行動となり、よろしくなかった(^_^;))

南沼テント場からの十勝連峰:右からオプタテシケ山、ガスの中が美瑛岳、尖った十勝岳、左の三角形は下ホロカメットク山(1668m)

ゆっくりなので先に降りるという西村さんと別れ、6:40 二人で北沼へのトラバース道を歩く。片道30分で北沼に着き、旭岳方面の展望がきく北側の小さな丘まで登ると遙か越えてきた峰々の向こうにひときわ高い旭岳から白雲岳の山塊が望めた。

熊の目池

登ってきた表大雪の山々:左は旭岳、右は白雲岳(2230m)

昨日南沼に同宿し、札幌から来たという十勝連峰~トムラウシ~天人峡縦走の女性2人パーティと写真を撮り合う。

北沼にて伊藤さんと

南沼キャンプ場に7:45に戻り下山する。1ピッチ降りるとトムラウシ公園と呼ばれる広いコル。多くの登山者とすれ違うがここでは追いつけず、少しピッチを上げて尾根を回り込んで行くと(前トム平9:05)

行き交う登山者から下の斜面でヒグマを目撃したとのこと。西村さんに追いつけないので、ヒグマのために急いで下山しているかと思いを巡らす。コマドリ沢を下り尾根への登り返し、そこからの下りでは伊藤さんに先行してピッチを上げるが追いつかない。カムイ天上(11:30)からはトムラウシ温泉 東大雪荘に電話が通じ、今晩の宿泊の再確認ができた。それ以降も急ぎ足で下山を続け別の登山者にメンバーの状況を聞くと、ものすごいスピードで下山していったとのこと。これはクマさんの姿が浮かんで火事場の何とかを発揮したに違いない・・・。

追うのを諦め伊藤さんと通常ペースでトムラウシ温泉まで下山。南沼キャンプ場で使た携帯トイレを休憩場所のボックスに入れて、東大雪荘に入る(14:00)。西村さんは無事着いているのとこと、良かったあ~(^_^)/ リーダーとして分散行動になったのは恐らく初めてでしばし反省。昨晩の内に晴れた場合の行動を相談して、朝食までの未明に北沼を往復してくるんだった・・。西村さんはコマドリ沢上部でクマさんを見かけてから猛烈に飛ばして降りてきたとのこと。あ~無事で良かったマに会ったとのこと(^_^;)

コマドリ沢の上流で、西村さんが遠目で見たクマさん(#^^#)

トムラウシ温泉 東大雪山荘

東大雪荘はお風呂が立派で4日間の大汗を流し、まったり気分を楽しんだ。食事も豪華で連日の宴会が更に盛り上がった。部屋は翌日登るツアーグループなどとの相部屋で緊張感が漂っていたが、久々の布団でゆっくりと休養が取れた。

8月5日(番外:ゆったり新得町観光編)
朝からトムラウシ温泉は雨。8時半のバスでJR新得駅に向かう。(1800円 1時間40分)新得駅近くの今日のお宿、宮城屋さんに荷物を置いて町内巡りとする。
伊藤さんが新得駅と町内観光施設を結ぶ無料観光バスサービスを発見、11:40駅発の便に参加する。

協働学舎新得農場・チーズ工房・ミンタルという畜産農場とレストラン・お土産施設に立ち寄る。農場の入り口を見学した後は小さなレストランへ。ピザ、チーズを注文し、お昼から北海道限定ビールで乾杯!
http://www.kyodogakusha.org/

トムラ登山学校 友の会の家
夜は夜で新得駅近くの地鶏料理の居酒屋へ。今回の山行は本当に良く頂きました(^O^) ごちそうさまでした!

8月6日
芦別のご友人を尋ね、明日にも十勝岳をめざすIさんを駅前バス停で見送り、我々も8時半のJR石勝線で千歳方面に移動し、長かった北海道遠征も無事終了!

【感想:上田】
当初、北海道・江別在住で大学の先輩のHさんとの幌尻岳から今回の計画は始まったが、Hさんの思わぬ足の故障で残念ながら不参加となり、3人での北海道山行となりました。かねてより行きたかった鋭い峰々の日高連峰と、どこまでも伸びやかな大雪連峰の縦走を同時に楽しむ事ができ幸せな日々でした。メンバーにも恵まれ、伊藤さんとの気象談義や人生の深い話、西村さんの空前絶後の食当、行動予定についての提案や山行を楽しむための突っ込みなど、今回も女子力を発揮して、楽しい9日間を過ごすことができました。ありがとうございます。
いつの日か季節やメンバーを代えて、十勝連峰からトムラウシ~沼ノ原~石狩岳の縦走や、日高の他の峰(カムイエクウチカウシ(カムエク)やエサオマントツタベツ山)や沢登りなど訪れてみたいと思いました。夢は大きくですね。

 

【山行中の天気図とコメント】
7月30日
前線が北海道南東に離れ天気が回復した。

7月31日
北海道付近で低気圧が発生し、日高でも雨模様となった。

8月1日
低気圧が北海道南東に離れ午後から天気は回復。

8月2日
オホーツク海高気圧の張り出しで晴れ時々霧の天候

8月3日
オホーツク海高気圧の張り出し強く好天が続く

8月4日
前日同様好天が続く
【感想:西村】
今回も東北に続き上田さんの北上登山企画に便乗させていただきました。会社の昼休み上田さんから送られてきた計画書と地図をにらめっこして、行動時間のチェック。「まずい。。毎日こんなに歩けるのか?」と不安になる。
直前にならないと何事も真剣に取り組めない性格なので、幌尻山荘着いてようやくコース見直し(一泊追加)の提案をする。その分食糧などのボッカも増えるがリーダー上田さんは快く提案を受けてくれた。あまり人が使わないところときいていたが、テン場、避難小屋は山中の楽園でどこもすばらしかった。行動時間が短くなったといっても長い日は8時間以上歩くのでいくら景色がいいとはいってもさすがにダレてくるがたくさんのお花が長い道のりの目をずっと楽しませてくれた。
ご一緒した伊藤さんはザックの中からビールやら、杏仁豆腐やらといった嗜好品を「こんなもの買ったかな?」といいながら出してきて下さる可愛らしい方(失礼)で体力との兼ね合いであまり持っていけなかったアルコールが最後の夜まであったのが驚きでした。体力が無くて避け勝ちな水物の嗜好品(ゼリーとか)が夏の縦走はでは随分心を潤してくれることも勉強になりました。
幌尻の渡渉といい、トムラウシの大縦走といいなかなか一人では行けない場所で百名山ハンターといいながら難しいところは残るな。。と思っていましたが今回の山行で「もしかしていけるかも?」と思い直すことができました。すでに会員から離脱して数年たっている私をいつも仲間として扱っていただき誠に感謝しております。ありがとうございました。

 

 

この記事を書いた人

上田 歳彦

愛知県山岳連盟 豊川山岳会事務局
山岳上級指導員 気象予報士
NPO法人 ウェザーフロンティア東海会員

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