晩秋の瑞牆山

【晩秋の瑞牆山】2020.11.3(上田) 【年月日】2020年11月3日

【メンバー】 上田歳彦 日浦裕子 他2名


ここしばらく1~2度計画して雨天等で中止しましたが、ようやく会のメンバー に加えて、職場の先輩お二人(Oさん、Kさん)を誘って行ってくることができま
した。今季、百名山4座目でトータル86座となりました。

11月3日
日本の北を発達しながら進む低気圧から伸びる寒冷前線により、前夜から雨の影響がありましたが、登山口に着く頃には止むだろうと早朝5:20に豊川市役所を出
発しました。新東名と、かなりつながってきた中部横断道などを経由で9:15分に瑞牆山荘に到着。雨は止んでいたが山は所々雲が垂れ込めていました。紅葉シーズンも終盤を迎えたせいか、駐車場にも空きがありました。 支度を整え、盛りをやや過ぎた紅葉の中の穏やかな道を、先ずは富士見小屋を目指します。途中、瑞牆山を正面に見るビューポイント。カラマツの紅葉を前景に素晴らしいです。
のどかな富士見小屋。入口付近の餌を目当てに小鳥が数羽ついばみに来ていました。 東にゆるやかに伸びる尾根を北側に回り込みトラバース気味に下ると沢を渡り、すぐに直径15mはありそうな桃太郎岩です。真ん中が大きく割れています。
これよりゴーロ帯で傾斜を増して瑞牆山本体の頂上を目指します。
正面に、大ヤスリ岩の巨大な岩塔が見える直下で休憩。岩の下部には残置ロープも見えました。富士山も木の合間に一瞬見えましたが、すぐに雲に隠れました。 ゴーロ帯は更に傾斜を増して、大ヤスリ岩の右側を頑張って登ります。左右が岩になったコルを右に回り込んで数分で12:10に瑞牆山頂上 2230mに到着(^^)/。
20~30名がそれぞれの位置を占めて休憩したり、写真を撮ったり。しかしながら富士山や南アルプス、八ヶ岳などの遠くの山は雲に隠れている。
ゆっくりと昼食を撮りながら待つと、時折霧が晴れて直下の大ヤスリ岩や頂上の西に続く岩峰、金峰山や小川山の山体が望めましたが頂上は隠れていました。 集合写真など、思い思いに撮って、来た道を戻ります。 再び富士見小屋で名残惜しい秋を楽しんで、瑞牆山荘に15:20に下山しました。 のどかな晩秋の瑞牆山、今度は岩峰を縫って歩くルートなども訪れてみたいと思いました。
日浦さん、Oさん、Kさん、楽しくお話ししながら晩秋の秋を楽しめて感謝です(^_-)-☆    記:上田

◇当日 9時の天気図
前夜に寒冷前線が通過し、等圧線縦じまで高気圧が徐々に張り出して、天気は回
復傾向でしたが、上空の湿った気流や寒気で、すっきりとは晴れませんでした。

この記事を書いた人

愛知県山岳連盟 豊川山岳会事務局
山岳上級指導員 気象予報士
NPO法人 ウェザーフロンティア東海会員

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