【北横岳、縞枯山】26.Ⅰ月11日 武鹿
【2026年1月3日】
【メンバー】浅田、武鹿、青竹
以前から行ってみたかった雪の北横岳〜縞枯山。早朝6時に音羽を出発。天気予報は晴れ。上空には青空が広がる。が、麦草岳やお隣の天狗岳の山頂付近にだけ、なぜか雲が貼り付いている。雲よどいてくれ。と祈りつつ、北八ヶ岳ロープウェイ乗り場へ着いた。スキー場がある為、駐車場には既に沢山の車が止まっていた。



ゴンドラに乗り、一気に約500mの標高を稼ぎ、2200mの駅に降りた。一面の雪の世界。見知らぬ誰かの記録で、何度も見た“北八ヶ岳 坪庭“の看板。私もようやくカメラに収めることができた。
アイゼンをつけ、いざ北横岳へ。ザクザク快調に進むが、自分の体調の変化に、高度順応が苦手であったことを思いだした。気を引き締め、呼吸に集中する。急登はなく、歩きやすい。

少しずつ高度が上がるにつれ、雪を纏う樹々の様子も変わってきた。


1時間ほどで、北横岳ヒュッテについた。沢山のハイカーが休憩していた。

休憩もそこそこに、北横岳南峰へ向かう。20分ほどで到着。か、か、風が強い。
“雪山では、これくらい普通だよ“と浅田さんが言う。

写真撮影もそこそこに、北横岳北峰へ。樹々には、べったりと雪が貼り付いている
5分ほどで到着。 か、か、風が強い。
残念ながら、雲の中で眺望はないが、ピークを踏めて嬉しいので、ネックウォーマーの下でニンマリした。


縞枯山へ向けて、まずは来た道を戻る。稜線は、風が強すぎるため、北横岳ヒュッテで休憩。浅田さんがお汁粉を振る舞ってくれた。お汁粉の温かさと浅田さんの気遣いが、身体に染みわたる。青竹さんは、ひと口ごとに“あーおいしい。あーおいしい。“と繰り返していた。

エネルギーチャージを終え、縞枯山へ向かう。縞枯山への道は、平坦地でスノーシューで向かう人も散見された。

青い屋根の縞枯山荘に到着。時刻は13時30分。ここから、縞枯山山頂までは、約1時間。ロープウェイの時間を考慮し、14時50分になった時点で、山頂につかなくても引き返すと計画。

縞枯山山頂のピークを踏めるかどうかは、私次第だと思った。
山頂への道は、樹林帯の急登になった。ピークは、この急登の先だ。呼吸に細心の注意を払う。30分ほどで小休止。“この調子なら、行けると思う“と浅田さんが言った。
私も“この(身体の)調子なら登れる“と思った。
再び、急登を登る。見上げると雲の切れ間に青空が見えた。稜線も近そうだ。
縞枯山山頂到着。眺望もない小さなピークであったが、雪の北横岳と縞枯山のピークを踏めて嬉しかった。浅田さんと握手を交わした。

雲が切れてきたので、稜線を少し歩き眺望と、雪山らしい凍てつく風を楽しんだ。

下山は、北八ヶ岳の雪の世界を堪能しながら歩いた。

あっという間に、ロープウェイ駅に着いた。雪の世界への名残り惜しさと、山行の満足感を噛み締めながら、アイゼンを外した。

眺望は、少し残念ではあったが、凍てつく風と雪の世界を満喫でき、大満足の山行となった。ありがとうございました。
記 武鹿