美濃加茂高木山の岩場

【美濃加茂高木山】23.5.22 
【2023年5月21日】
【メンバー】白井、樋口、武野、浅田

 

立岩がクライミング禁止となり、初心者でもクライミングが可能な岩場を求めて美濃加茂高木山へ行って来ました。南稜、北尾根のマルチミッチが可能な尾根と、それぞれの側壁にフリーのルートが多く有り、今回は様子見で南稜と南鐐バットレス、北尾根の第3ゲレンデのルートを登りました。

豊川から高速で1時間40分程で岩場に着く。地元の方々がボランティアで草取りをしていたので許可を頂き駐車する。すでに北尾根を登っているクライマーがいた。

北尾根を登るクライマー

身支度をして南稜の取り付きを探しに雑木林の中を進む。所々赤テープがつけられているがはっきりせず取り付きを見逃してしまう。1時間程ウロウロして戻ると南稜の取り付きに、地元のクラマーが登る準備をしていた。

岩場の状態等をお聞きして、我々は南稜バットレスにある「伊深時雨」5.8,30mに武野がトップで登る。下部の3ピンまでが脆くホールドを確認しながら慎重登る。4ピンからは岩も安定して快適に終了点へ。終了点は南稜3峰のトップである。トップロープをセットして、樋口、浅田、白井とのぼる。

 

続いて南稜に取り付く。武野、樋口ペア、白井、浅田ペアで武野トップで1ピッチ20m3級程度。樋口フォーローで、続いて浅田トップで快適に終了点へ。2ピッチ目はトップを交代して、コンテでも可能と思われる岩稜を進み3ピッチ目のビレーポイントへ。

3ピッチ目は25m3級+の体感上部の逆相のハング越えが核心。3ピッチ目の頭でランチタイム、先行パ―テーの2名が4~5ピッチを登っていた。今日は様子見で時間も掛かりそうなので、このピッチはパスして岩稜を進む。6ピッチは見過ごしてしまい7ピッチのコーナークラックを登る。

4、5ピッチを登る先行パ―テー

8ピッチ、9ピッチと猛暑と思われる暑さの中快適に登り、懸垂で10ピッチの取り付きへ。少し濡れた岩場上部のハングへ25mで終了点へ。

下降は北尾根の基部を赤テープを探しながら急登を下る。フィクスロープが現れて第2ゲレンデに着く。ここでフリーのショートルートを登る。10aのルートと間違えてたぶん「97号線」5.8,25mを武野トップで登りトップロープをセットして、樋口、白井と続く。

続いて10台のショートルートを武野がリードして、トップロープで樋口、白井と続く。

続いて「ブルースブラザーズ」と思われるルートに触れて終了とした。

対岸の岩場

記 浅田

 

この記事を書いた人

「危険は回避し困難は克服する」をモットーに多くの山仲間と楽しい山登りをしています。

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