地図の等高線を読む!

【愛知県山岳連盟(読図講習会)】23.5.28(河合)
【2023年5月28日】
【メンバー】河合、参加者12名

令和5年5月28日(日)に猿投山山麓にて愛知県山岳連盟主催の読図講習会を開催した。
ここ10年ほどコンパスの使い方に特化した講習会を大高緑地公園で行っていたが、今年度から本格的な地図読み講習会を開催することにしたところ12名の参加者(定員10名)が集まった。

今回使用した地図は、今年2月に開催されたオリエンテーリング協会で使用された地図をご厚意により使用することができ、講習会に役立った。(地図は現地調査を行い、国土地理院地図を加工したものを利用。)

また、指導員の方の読図研修も同日、同地区で開催され賑やかな講習会&研修会となった。(研修会の講師は北村さん)

今回の講習会のテーマは、「等高線の膨らみやクビレが実際の地形ではどのようになっているか確認し地図の楽しさや興味を持ってもらう」というテーマで行った。サブテーマは「国土地理院地図と人が確認し地図を加工すると等高線の意図が感じられるようになってほしい」という気持ちを込めた。

講習会では、最初の②から③のポイントへ向かう区間では、国土地理院地図と今回使用した詳細地図の読み比べを行い、等高線の表現力を理解してもらった。

講習会で使用した地図と国土地理院地図の見比べ

また、中盤から後半にかけて、先頭を交代しポイントの位置確認を行った。受講生の皆さんはとても真剣に受講していただき、講師としての手ごたえもあり、来年度へつなげていければと思う。

参加の皆さんに本日の内容を説明

皆さんしっかり聞いてくれます。

参加者みんなでポーズ

今回、使用させていただきました、村山さん作成の地図は、オープンで公開されています。

村山さんありがとうございます。

猿投山 – Google ドライブ

 

この記事を書いた人

 読図コーナーを担当し「初心者からの読図,過去の遭難事例」では、ナビゲーション技術や知識、道迷いの心理、道迷い遭難事例を解説しています。ぜひ、読図コーナーのご一読を・・・。

目次