瑞浪 5月18日 (小野)
メンバー 小野、他3名
クラックの師匠であるSさんの今シーズン最後の瑞浪との誘いにのって、久しぶりの瑞浪へ。
いつも通り最初は「ロンパールーム(9)」、クライミング自体、最近は離れ気味な上、全くしていないスラブ課題。
久しぶりのスラブはスタンスに乗れているのか、なかなか信用できず、恐る恐るの鈍行でかなり時間をかけて登ることになった。しかも登りだしてすぐに右足の親指付け根が痛くなった。完全に足指の力が負けているよう。この指の痛みにこの日は苦しめられることになった。
アップでみんなロンパールームを登り、隣にあるスラブをもう一本。指の痛みと恐怖に負け一回テンションを入れてしまった。
スラブはここまでで、とりあえずクラックのおさらいでハッピークラックをするが、久しぶりのジャミングは効きを信用できず、途中で力尽きる。テンションを入れながらなんとか終了点まで抜けることはできた。
昼飯を挟んで、昼もクラック。
まだ終了点まで抜けることのできていない「ゆうこ&やよい(10c)」という課題。コーナークラックで上部はワイド。前回はワイド部分まで行くこともできなかった。
今回はワイド部分に入る手前でテンションを2回入れ、なんとかワイド部分に突入。ワイドに突入するとこが核心かと思っていたが、実はワイドから上に抜けるところが核心。フィストジャムをきめて、抜けそうになる恐怖と闘いながらワイドクラックから体をだして上部に抜ける。RPできるようになるにはもう少しかかりそうだ。
締めは「アームロックききますか(10a)」
若干心折れ気味にワイド修行。最初はどれだけ奮闘したかわからないが、かなりの時間をかけて地上50cmの地点で終了。2回目は体の向きを変えてみて試行錯誤した結果、なんとか2mまで上がることに成功するも、痛みと体力、精神力も力尽きここまで。
ワイドクラックの技術はまだまださっぱりだった。
シーズン最後の瑞浪はクラックの難しさと痛みを再認識するとともに、緑あふれる木々から降ってくる毛虫に脅かされる1日になった。
また一からジャミングの練習かな・・・。