夏合宿岩トレ第2弾小川山と三ツ峠

【小川山・三ツ峠】記録白井
【年月日】2015年7月18日~12日
【メンバー】L.白井、荒木、白木(ひ)(ゆ)

 

夏合宿の本チャンのトレーニングとしてダブルロープでのマルチピッチとアブミの練習を目的として登ってきました。

19日(日)

青空が広がる小川山の駐車場
台風の影響で天気が不安定な感じだったが小川山に着いてみると青空が広がっていた。
本日は夕方移動するのでテントはたてずに用意をして直ぐに出かける。
マルチピッチとアブミの練習が出来ると思って屋根岩4峰の南陵神奈川ルートを目指す。
10年ぐらい前に福地くんと確か登った記憶があったが取り付きに着いてみると、全く覚えていなかった。
最初の2ピッチは5.6と書いてある。
さて登ってみますかと取り付いてみるととんでもない。5.6とは甘すぎるのではないだろうか?
しかも途中の残置支点が無さ過ぎる。リングボルトとピトンが一つづつぐらいしかなく、持ってきたカムが大活躍。
体感5.8ぐらい。
古い「関東の岩場」のルート集にはⅣ+となっていたので、やはり5,8ぐらいですかね。
3ピッチ目のアブミのピッチまで行くと、フリー化されたためか、なんとリングボルト無くなっておりました。
まあ、10年経てば色々変わりますね。
諦めて3峰へ移動しトレーニングしました。

Ⅳ峰「南陵神奈川」の登りだし

Ⅱピッチ目をリードする白木(ひ)

ビレーする荒木さんと白木(ゆ)フォローは荷物を背負って登る

「MCCルート」をトップロープで登るゆかりちゃん
16時過ぎまで登り三ツ峠へ移動。途中増冨温泉による。820円ちょっと高いが天然ラジウム温泉良かったです。
20時半頃三ツ峠登山口に着いて宴会して就寝。静かで涼しい夜でぐっすり気持よく寝れました。

20日(月)

8時50分ごろには三ツ峠の岩場に到着。小川山よりジットリして暑い。登りに一汗も二汗もかいてしまった。
黒黒とした富士山が間近に見えた。
着いてみるとせんこうPT がいるもののそんなに待たずに登れそうだったので人気ルートの「中央カンテ」3ピッチを登る。
白木夫妻ペアと白井-荒木ペアに別れる。

中央カンテⅠピッチ目をリードの荒木さん
1ピッチ目はⅢ級なのでゆかりちゃんと荒木さんにリードしてもらう。
2ピッチ目以降はヒロ君と白井がリートする。
このルートもかれこれ15年以上前に登ったきりなのでほとんど覚えていませんでした。
途中のランニングがハーケンだったりリングボルトだったりするが緊張感を与えてナイスです。
すぐ隣に伸びている「岳ルート」を登っているのPTがいました。いつか登って見たいものですね山形くん!
その後は「権兵衛チムニー」を登って頂上へ。

「権兵衛チムニー」で四苦八苦のヒロ君
歩いて取り付きまで下ってアブミのルートでアブミのれんしゅうをしました。
ゆかりちゃんのアブミ好きが発覚。フリーよりアブミが好きなんて…
ゆかりちゃん曰く「アブミは落ちる心配が無いから好き」だそうです。
まあね~、でも「リングが切れたりボルトが外れたりしないか?」とう言う心配をしながら登らないと行けないからな~。

RCCボルトにフィーフィーを2枚掛けてしまい外れなくなる

旦那の不手際を回収する嫁
なんだかんだで18時過ぎまで登っていて、気がつけば自分らのPT以外は誰もいなくなっていました。
大急ぎで片付けて下山する。
新城にはなんとか日付が変わる前には帰ることができました。

今回のトレーニングで色々失敗やらかした人もいたりして各自の現状の把握と、これから克服、習得すべきものがはっきりしてきたと思います。
より充実しかつ安全に本チャンを登るには個人の能力の底上げをはかることが大切だと思います。
梅雨も明けたみたいだし合宿に向けて頑張ろう。

 

 

 

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

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