海の日の小川山・二日目

【小川山】記 後藤良太
【年月日】2016年7月17日
【メンバー】白井・藤田・後藤良太

「3連休の週末に3泊して岩に登る」スタート核心を超え、楽しい遠征はもう二日目の日曜日。

昨晩は男三人で盛り上がった。充実のディナーとワイン。藤田くんのボルテージが上がり、声はデカいが話のツジツマが合わなくなる。苦笑いしながら相槌を打つ白井さん。付き合いきれなくなり、あまり飲めない私は早めにテントに入り明日に備える。

朝ゆっくりと起き、40分ほどの歩きやすいアプローチ。人気ボルダーやルートを横目で見ながら9時前に屋根岩三峰・5ピッチのルート「南陵レモン」の取り付きに到着。

マルチ初挑戦の私は、白井リーダーにピッチを刻む手順を復習してもらいながらフォローで登る。クラック・スラブ・フェースの要素があり、慣れない花崗岩に手こづりながらも二人の後に続く。

2ピッチ目はスラブのトラバースからIMG_0252

もっとも印象に残るのは3ピッチ目のフレアーするクラック5.9。一部はオフウィズスといい身体を半分入れてずり上がるらしい。藤田君はセオリー通り登って行く。ただクラックの形状を良く見ると私の経験値だけでも登れそうな気がした。花崗岩のフリクションを楽しみながら、左腰を壁につけてレイバックポジション。上部では右膝でニーバーを入れてノーハンドレストしながら身体を上げた。
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その他のピッチもそれぞれ楽しみがあり、ハンドクラックやフットジャムにも少し慣れたかな。全てのピッチを登り切る事が出来てとてもうれしかった。白井リーダー・藤田くん、私のマルチ入門に付き合ってくれてありがとうございました。

終了点 屋根岩の最も高い岩峰の上から
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この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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