年末年始 城山クライミング

【城山クライミング】21.12.30(山形)
【2021年12月30日~31日,2022年1月8日〜9日】
【メンバー】山形、他1名

夏の沢の印象が強烈過ぎるので最近どうも冬山にガツガツ行こうという感じにならない。
ならばフリーに打ち込むシーズンにしようかと思い年末年始は城山に行ってきました。

パートナーは最近よくご一緒させて頂く岐阜ケルンのHさんで同世代の沢屋です。
共に沢好きでこれまたお互い3歳の子供がいるという共通点もあっていかに家族円満で山に行くかという議論が絶えない。

さて、城山は冬でも登れる貴重な岩場です。豊橋からだと2時間半程度で意外と近い。年末年始で行った計4日間のうち2日間は南壁エリア、2日間はチューブロックエリアに行ってきました。

12/30は東南壁の適当なルートでアップしてお目当ての「フレンチドレッシング」5.11cへ。既に何回か取り付いておりムーブは固まっていたので後は繋げるだけ。ハング越えのデットムーブとそこから先の数手が悪いが何とかその日の3便目でRP。相方も問題なくRP。むしろ2週間前に南壁最難の「おててつないで」5.12cをRPしてました。強い人とご一緒させて頂くと勉強になります。ありがたや。
後はブラウンシュガーを登って終了とする。

城山はご飯食べに行けるところも近く助かります。魚が本当に美味しいです。風呂がどこも高いのは難点ですが…。


翌日の12/31も冷え込みが予想されたので南壁へ。
同様に東南壁の適当なルートでアップしました。こちらはメインエリアと比較して落石の心配があまりありません。時折風が吹くと寒いがそれ以外は問題ない。私の今日の狙いは「サティスファクション」5.11dである。昨日、強そうなおじさんが登っているのを横目で見て面白そうだなと思っていたルートです。
山形がヌン掛けを兼ねて初便を出す。核心を越えるのに時間が掛かり時折テンション混じりでトップアウトする。しかしムーブは作れた。私にとってはフレンチドレッシングより体感登りやすい。何とか今日中に落として良い年末を迎えたい。得意系な事もあって2便目でRP出来ました。パートナーも仲良く2便目で安定のRP、さすがです。

まだ時間があったので見た目からして苦手な分類に入る被り&ボルダーチックな「ハンドバイス」11d/12aを触ることに。パートナーにヌン掛けして下さいと先に取り付いてもらう。あれよあれよとMOSしてしまう。何でそんなに強いんですか笑
私はやはり苦手課題でトップアウト出来ず。この日はこれで終了としました。結果が出て非常に満足な年末となりましたー。

1/8
3連休のうち最初の2日を利用してまたもや城山へ。お互いに家族との交渉便を前腕張りながらも何とかRPしてきた。
南壁はほぼやる課題が無くなってきたのでチューブロックへ。アプローチは南壁より時間かかりますが同じく暖かいエリアです。私の狙いのルートを5.12aのドロンパもしくは小春日和と決めてアップに入る。三連休初日で結構混んでおり相方が「レインマン」5.10bをMOS、私はフラッシュ。ちょうど隣がお目当ての「小春日和」5.12aだったためヌン掛けしながら降りる。
この日はその後ずっとこのルートを触りムーブ解析するが結局トップアウト出来ず。相方はトップアウト。夕飯食いながらYouTube先生にベストクリップポジションを教わる。これぞ現代クライミングです笑

1/9
2日目、相方は5.11aでアップとし私は5.8と5.9で入念に体を暖めた。その後、お互いに小春日和に取り付く。YouTube先生のおかげでムーブが固まった。相方も完成していたムーブを色々と微調整。さぁ本気トライとそれぞれ何便か出すが共にワンテン地獄から抜け出せない…。身体がフレッシュならいけそうな気がするがさすがにヨレて体がバキバキのボロボロでした。悔しい、悔し過ぎる…。お互いに宿題として城山を後にした。早くまた行きたいです。しばらく城山通いが続きそうだ。

この記事を書いた人

こいつノリで生きてるだろと思われがちな関西人ですが山に対しては真剣です。厳しいルートを登った後に絶景を見ながらテント泊にて赤ワインを嗜む、そんな登山が大好きです。

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