小豆島 吉田の岩場

【小豆島 吉田の岩場】23.12.28(白井良岳)
【2023年12月28日~31日】
【メンバー】L.白井、浅田、中田、比嘉、武野

香川県の小豆島にある吉田の岩場に行ってきました。
小豆島に花崗岩のいい岩場があることは知っていたので、いつか行ってみたいと思っていました。
今年は暖冬だし、ガッツリ雪山へ行きたい気分でないので、いい機会と思い提案しました。
参加者は中田君と二人だけかと思ってましたが、最終的古参の浅田さん、一番の若手の比嘉君、そしてクライミングが上手な武野君も参加となり5名で行ってきました。
28日は仕事納めのあと準備して出発。豊川から白井、中田、浅田が乗り合わせ。刈谷で武野君と比嘉君が乗り合わせ出発しました。
途中2か所ほど交通渋滞がありましたが、目的地の新岡山港に到着。近くの公園でテントを張り一杯飲んで寝たのが3時近く、7時に起きてフェリー乗り場に向かいました。
新岡山港のフェリー乗り場

フェリー屋上のブランコを楽しむ中田君

29日
70分ほどフェリーに乗り小豆島の土庄港に到着。
早速近くのスーパーに買い出しに行く。思ったより都会で驚きました。スーパーも大きく新城市より都会かも。まったくなめてました、小豆島の皆さんすいません。
買い出し後に吉田のキャンプ場へ向かう。
オートヴィレッジ吉田はクライマーご用達のキャンプ場でクライミング目的で泊まるとテント代が安くなります。
施設内にお風呂もあり、小川山の廻り目平キャンプ場より快適です。
冬場はクライマーも少なく、フリーサイトはガラガラで好きな場所にテントを張れます。下地は芝生でもう最高です。
午後からは早速岩場へ向かう。
オートヴィレッジ吉田のキャンプ場のフリーサイト

岩場も歩いても10分ほどで着いてしまう。本日は近場にあるキューブロックとオリーブロックのエリアでクライミングを楽しんだ。
グレードも5.8台から5.11台までありいろいろ楽しめます。岩質も馴染みのある花崗岩でフリクションもばっちりで登りやすかったです。
しかし、途中の中間支点のハンガーは昔のハンガーで心もとなく、安易に落ちれない怖さもあります。
夕暮れ近くまで遊びテント場へもどりました。
本日は4~5名のパーティー以外は会うこともなく岩場は独占状態でした。
気温も暖冬で13度ほどで、問題なく日が陰ってくるとさすがに寒く感じられます。
夕食は武野君が用意してくれた回鍋肉をつまみに飲み、赤から鍋を作り美味しくいただきました。
ダム下の駐車場から岩場へ向かいます

キューブロックで登る浅田さん

浅田さんと比嘉君 新旧クライマーの競演

雷神の核心を抜けて登る比嘉君

30日
本日は若者3人が親指岩のマルチピッチに行き、自分と浅田さんで吉田の岩場へ向かいました。
朝も早く寒いので取りあえず岩場から展望台まで登ろうと思い、点在するエリアのルートを観察しながら上へ上へと登っていきました。
がしかし、ミサゴロックエリアから上へ登るルートが見つからず諦めて降りることにしました。
一番下のビギナーズロックの一階エリアで登っていると、1パーティーが登ってきました。
ビギナーズロックの2階、鳴海ロックへ移動してルートを楽しむ。
易しい5.8~7ぐらいのルートだと傾斜が緩く易しいところはボルト間隔が長くなり、その為ルート良くわからなくなります。
鳴海ロックまで上がると見晴らし良く、本日も天気よくて気持ちよくクライミングが楽しめます。
最後にちょっと離れているが5.10a台が多いヴィレッジロックに行き、「松の木小唄」を気持ちよく登り終了とする。
ヴィレッジッロックエリアからは泊まったキャンプ場が見下ろせ、日当たりもよくいいエリアです。
次来たときは残りのルートも是非登りたいと思いました。
ビギナーズロックエリアで登る浅田さん

ダム堰堤より吉田の岩場を望む

下山後、親指岩から戻ってきた3人と温泉へ向かいました。
サン・オリーブ温泉はJAF会員なら640円となり、浴場も広くいい温泉でした。
その後は予約しておいた「高楽亭」宴会をする、老夫婦が経営する地元のいいお店で満足でした。
お酒をあまり必要としない体質の中田君に運転してもらいキャンプ場に戻り、気持ちよく寝てましたが夜中に雨が…
明日はどうしようかと思いながら眠りにつきました。
飲み屋さんで乾杯!

31日
本日は最終日。
ほんとうは吉田の岩場で半日登ってから鳥取県へ移動するつもりでした。
夜中に雨が降ってしまったので新しく開拓され発表された、赤嶽の岩場へ皆で見学を兼ねて行ってみました。
駐車場から歩いて20分ほどで岩場です。
時折小雨が降り、ガスも出てくる中にうっそうとした雰囲気のなか大ハングの大きな壁が現れました。
確かにこれはすごい!
岩質は名張のそれと同じ感じですが、目玉のジャンボリーエリアは下部がボロボロですが上部のハング帯はそれなりにしっかりしてるように見えます。
高グレートのルートばかりなので最初は登る気は無かったのですが、モチベーションもりもりの比嘉君達に引っ張られ、取りあえずと登攀具を持って行きました。
行ってみると真ん中のルートにヌンチャクが掛かったまんまになっていたので、お借りして登ってみました。
ルートは「Cosmos Vibration」 5.14dなのか「エルカミノ」 5.13bなのかよく解りません。
どのみち下部の10台ぐらいまで登り一人ワントライだけして遊ばしてもらい帰りました。
この後は浅田さんと武野君は愛知県へ帰り、自分と中田君、比嘉君とで伯耆大山の弥山尾根東陵を登るため鳥取へ向かいました。

赤嶽のジャンボリーケイブエリア

リードする武野君
トップロープで遊ぶ
今回は初めて行く遠出のクライミングエリア、そしてフェリーで渡るという何とも旅をしてる感じでとても楽しめました。
天候も最終日以外は良く、気温も高く2023年度の締めの山行として最高でした。
小豆島にはまた機会があれば行ってみたいです。

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

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