伊豆クライミングツアー 城山・湯河原幕岩

【城山・湯河原幕岩】2015.11.3(白井)
【年月日】2015年10月31日~11月1日
【メンバー】L.白井、山形

31日 城山

白井家に早朝6時に集合し出発。
新東名高速道路が出来たので2時間半ほどで城山に到着出来た。
伊豆縦貫道も自分がクライミングをし始めた時にはまだなく、だいぶアクセスが便利になりました。
ちょっと雲が多いですが問題ない。

狩野川公園より

南壁の下部

東南壁「ユー・メイ・ドレイーム」
山形くんもまだまだなのでクラッシクルートの多い南壁へ行く。
取り付きへ来てみるとすでに多くのクライマーが来ていた。
グレーディングが低めなエリアなので中年、中高年クライマーが多い。
とりあえず東南壁の「ウォーミングアップ」5.8から始める。
つづいて「ユー・メイ・ドレイーム」10.aに山形くんがトライするが、いきなりルートも間違え仕切り直し。
核心のアンダーフォールドが解らずテンションが入る。
つづいてお買い得と聞かされた「ロング・グッバイ」10.bに山形くんがトライするがこれも力尽きる。
つづいて「エキスカーション」1P目10.a

「バトルランナー」の2P目核心手前で
出だしが悪く山形くんが断念、代って白井がリードしてヌンチャクをかけてくる。
最後にマルチピッチの「バトルランナー」にいくがこれも山形くんが2P目の被った核心を越えることが出来ず時間も16時をまわったので敗退となる。
アピタで夕飯とお酒とツマミを買って狩野川記念公園に車を止めて、直ぐ脇の狩野川の堤防の土手にテントを張って宴会を始める。

城山より狩野川を眺める

 

1日 湯河原幕岩

朝の6時頃までぐっすり眠って起きました。
車で移動し湯河原幕岩を目指す。
1時間ちょっとで湯河原幕岩へ到着。
途中伊豆の山を越えて熱海を通過してきましたが、やはり観光地とあって海を眺めたりとすごくドライブが楽しかった。
目指すは正面壁。
正面壁は何年も登攀禁止となっていて、最近やっと登攀OKとなったエリアである。
18年ほど前に登っているはずですがほとんど覚えてません。
ここには日本で最初に5.12aのルートが開かれた「スパイダーマン」5.12aがあります。
大岩純一さんが1983年6月に作ったルートです。

「スパイダーマン」のある正面壁
ルートが密集していてなかなかルートが解りませんが、スパイダーマンは観てそれとわかるので、これを基準にルートを選別します。
最初に「グリーンウィンド」5.10a★★へトライするがあまり登られていないようで、ランニングもRCCボルトみたいなので登るをやめる。
「エミリー」5.9NPを山形くんトライ。
やはり核心のフィンガークラックのところが抜けれず、白井がリードしてヌンチャクをかけてくる。
次に「No.7ルート」5.10b
山形くんは核心のワンムーブがこなせずかなり粘るが、人気ルートで順番待ちもあるので諦めて降りてくる。
白井もトライし、たぶんオンサイト。
もしかしたら18年前に登っているかも?

「No.7ルート」
つぎは自分が綺麗なクラックがあったのでトライした「ラナ」5.10b。
核心は中間よりうえにあるシンハンドのクラックだ。
慎重に核心手前でプロテクションを固め取りし、核心へ。
シンハンドなので手が入らず指先と手の甲の最初ぐらいまではクラックに入る。
甘いジャムに耐えてバッチリハンドが決まる場所へハンドジャムを決める。
フレンズをセットするがトレーニング不足で持久力がなさすぎで、テンションが入る。
その後は気合を入れて上まで抜ける。
久しぶりのクラックでワンテン入りましたが今回一番気合が入ったルートでした。

シンハンドのクラックがる「ラナ」

今回を両日とも垂壁以下のルートが多くバランスの必要なルートが多かったです。
山形くんは10台のルートをオンサイト出来ませんでしたが色々収穫はあったと思います。
足の使い方、持久力のUP、体の柔軟性を重点的に意識して今後トレーニングしていけばいいかなと思います。

新東名高速道路ができて城山なら2時間半ほどで行けるので今後人数が揃えば日帰りでも十分楽しめるエリアだと思いました。

あと今回はシルバーウィークの時に谷川岳へクライミングへ行った折、マチガ沢で出会った立川の山岳会のお二人共また偶然再会となり、いい思い出となりました。
クライミングの世界をまあ行くところが決まっているのでまた会うかもしれませんね。

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

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