恵那山冬山合宿

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恵那山冬山合宿  2010 1/2~3
当初は、北アルプス唐松岳を予定していたが年末の寒波の影響で恵那山に転進を決めた。
新城桜淵公園に、8時、河合君の車で出発する。河合君が作手は、大雪でカマクラが作れたと携帯の写真を見せてくれた。
津具の辺りでは20~30センチの積雪があった。
それでも、登山口近くの戸沢の集落は、それほどの積雪ではなく、林道を駐車場まで何とか予定時間の11時前に入れた。
装備を整えて林道を登山口に行く。林道には先行者のスノーシューの跡が薄くある。
登山口から沢を渡り、対岸の尾根に向かい急な登りにトレールが続くが足もとが決まらず、アイゼンを付ける。
1716ピークまで2時間近くかかってしまい又トレールも消えてしまう。1750m地点でテントを張る。
翌日も天気は雪で、予定日程上帰ることにした。
2010.1.2~3 恵那山 
梅沢、河合、菊池
 年始に唐松岳の計画をしたものの、天候が悪く、また期間もないため、恵那山に転身した。
2日、朝8時に新城に集合し、昼神へ向かう。駐車場は雪がすでに15センチくらい積もっていたものの、ところどころ青空も見えた。パーティーは我々だけのようだ。
 11時出発。林道を歩きだし、雪景色の中を進む。上田さんから天気予報をいただき、年末からの強い冬型の気圧配置により今日明日もあまり天候が思わしくない予想である。
 林道から山道の急登となるが、新雪のため滑りやすいので、ここでアイゼンを着ける。標高1700m辺りまで、トレースがあったが、ここからまったくトレースが無くなったためラッセルをしながら進む。つぼ足で少し歩くが足が雪にとられ進まず、ワカンを着ける。ワカンを久しぶりに着けるが、効果がよくわかる。しかし、ワカンのありがたさが分かった代わりに今度は雪の量が増してきた。1760m~1770mの平らな場所を過ぎるとテントを張る場所が少ないことと、この時点で午後3時を過ぎていたため、テントを張ることにした。
 風があまりなかったので良かったが、小屋まで行く計画が、ここまで雪が多いとは予想していなかった。恐らく1m弱は積もっていると思われる。
 翌日は、予備日もないためこのまま下山をした。昨日のトレースがあったので心配はなかったが、このトレースがなかったら、結構下りの道が分かりづらい尾根だと感じた。今まで恵那山は気軽に行けると思っていたが、「雪の恵那山は、なめたらあかんぜよ」と耳元で坂本竜馬がささやいた。
-記・河合-

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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