雪山シーズンinの木曽駒ヶ岳

【木曽駒ヶ岳】2016.12.15(山形)
【年月日】2016年12月9日~10日
【メンバー】山形、塩川、森

普段はあまりピークハントをしない自分だが年末のキリマンジャロに向けた高度順応トレの一環として木曽駒ヶ岳に登った。

土曜日にロープウェーを利用して千畳敷まで。
駅を降りればそこは一面の銀世界、天気も良くて霧氷が輝いていました。
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各人、スノーシュー等を用いて久しぶりの雪山を堪能する。
晴れていてカールの中は暖かかったです。
絶好の景色で写真を撮りまくる。

ですが、稜線に出ると風はビュンビュンでした。
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高度順応の為に宝剣岳山荘付近でビバークとする。
日帰りパーティばかりかと思っていたがなんとテントは10張ほどもあった。
みんな考えることは同じなんですね。
良い場所は取られていたのでシャベルでせっせとテントサイトを設営していると良い時間になってしまった。
体も冷えていて翌日も好天予報の記憶があったので土曜日はここで終了とした。

体がまだ雪山に慣れていないからか夜は非常に寒かったです。
いつものノリでビールを担ぎ上げてしまいましたがやはり冬山は熱燗ですね!

-15℃くらいあったでしょうか。
何回か目が覚めました。
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翌日、なかなか寝袋から出られない3人。
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寒さでテンションが下がりながら山頂を目指す。
宝剣山荘からは1時間強程度でしょうか。
昨日と同様に稜線上は風、ビュンビュンで凍えながら無事に登頂!
残念ながらホワイトアウトしてしまいました。
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そそくさと下山して雪上訓練パーティーを探しましたが見つけられず日曜日は早めに12時頃に下山としました。
帰りは滅多に行けない「おにひら」で蕎麦を頂いた後、ひまわりの湯で暖まりました。

やはり雪山には雪山でしか見れない景色があり、高度順応も出来て一石二鳥でした。
季節は確かに変わっている。
今シーズンも冬壁やアイスクライミングに取り組んで行きたいと思います。

この記事を書いた人

こいつノリで生きてるだろと思われがちな関西人ですが山に対しては真剣です。厳しいルートを登った後に絶景を見ながらテント泊にて赤ワインを嗜む、そんな登山が大好きです。

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