花の甲斐駒・仙丈ヶ岳

【甲斐駒ケ岳&仙丈ヶ岳】18.7.20(二橋)
【2018年7月20日~22日】
【メンバー】上田、鈴木(幸)、二橋

豊川を20:30過ぎに出発し仙流荘前駐車場にてテント泊

【一日目】
仙流荘前6:30ー北沢峠7:30-長衛小屋8:15-仙水峠9:30ー駒津峰11:30ー六方石12:00ー直登コースを山頂へー駒ケ岳山頂13:30
摩利支天分岐14:30ー六方石15:30ー駒津峰ー仙水峠16:50ー長衛小屋テント場18:00

4:00過ぎに起床
朝食を軽く済ませ、荷物を整理しバス停に向かう



始発5:30のバスに乗車する予定が、すでに長蛇の列
乗車できたのは、6:30をすぎた頃

登山バスで北沢峠まで移動、
長衛小屋前のテント場にテント設営
8:30登山開始まずは仙水峠を目指します


樹林帯を通り抜け、仙水小屋を通り過ぎると道が開け
ハイマツと岩稜帯にでる。

岩稜帯は、岩が安定しており見かけより歩きやすい。

9:30仙水峠到着休憩
駒ケ岳山頂は雲に覆われており見えない

ここからは再び樹林帯の中を通る

道は急登で岩と木の根がはい出ていて歩きにくい

気温もだいぶあがり、汗が流れ始める
こまめに水分をとりながら進む
そのまま進み、駒津峰に到着

ここを過ぎると、雲がはれ山頂が見え始める



巨大な岩石の六方石

ここを過ぎると、頂上への直登コースと巻き道の分岐がある

直登コースは岩稜帯とのことで、せっかくなので直登コースを通る

山頂到着

駒ケ岳神社奥社

山頂で登山医学会のドクターと看護師の方が、血中の酸素濃度を測り、水分補給のアドバイスを受ける

下山開始

今度は巻き道を通るルート
砂礫の道は足をとられ少し歩きにくいが、
眺望を楽しみながらサクサク下山

❝摩利支天❞
残念ながら今回はお預けです

分岐の六方石へ戻ってきました
さちこさん、アンニュイな感じが決まってます!!

仙水峠をすぎると
ガスがかかり始めた、ミストシャワーみたいで気持ちがいい

樹林帯の中に入るとだいぶ薄暗くなっていた
途中の仙水小屋前にある水場で、顔を洗いすっきり!!

テント場到着

鈴木シェフによる本日のディナーです。
肉味噌ナス丼、トマトのピクルス、卵スープ、枝豆
超豪華&激うまです。本当にご馳走様でした。

【二日目】
長衛小屋前テント場[5:10]ー二合目[5:50]ー三合目[6:20]大滝ノ頭[7:00]ー小仙丈ケ岳[8:20]ー仙丈ケ岳[10:00]ー仙丈小屋[10:45]ー馬の背ヒュッテ[11:30]ー四合目[12:30]ー二合目[13:05]ー長衛小屋前テント場[14:00]

二日目の今日は仙丈ケ岳へ

朝食をすませ、5:00にテント場を出発

昨日とはまた違うなだらかなルート

三合目を過ぎたあたりから急登が始まり、
五合目を過ぎるまで樹林帯の中を進みます

五合目大滝ノ頭を過ぎたあたりから視界が開け

森林限界、植生が変わってきます

昨日登った甲斐駒も見えました

小仙丈ケ岳も

先を行く、上田さんと鈴木さんは雷鳥に遭遇
私は写真を撮っていて見逃してしまいました
 富士山と北岳
小仙丈ケ岳では快晴のおかげで360℃の大パノラマ
北アルプスから南アルプスまで、上田さんの解説つきで満喫できました

目指す仙丈ケ岳山頂

山頂までは稜線を歩きます
お天気も良くて、さわやかな風も吹き最高の稜線歩き
 
あっという間に山頂へ到着

写真では分かりにくいですが、小仙丈ケ岳以降だいぶ込み合っていて、
写真撮影も順番待ち。狭い山頂から、人がこぼれ落ちそうです。



高山植物も所狭しと咲いています

写真だけ撮影すると、仙丈小屋まで移動し昼食にしました


下山道には高山植物の保護エリアも



トリカブト

今回の山行で最初で最後の雪渓
大滝ノ頭の分岐まで戻ってきました

14:00 テント場到着後
テントを撤収し、荷物をまとめ北沢峠のバス乗り場へ。


ほかにもこんなに沢山の花たちが




今回は、甲斐駒&仙丈ケ岳と異なるタイプの2座を楽しみました。
どちらの山も高山植物は真っ盛り、上田さん、鈴木さんには山だけでなく沢山花の説明もしていただいて、ありがとうございました。名前覚えきれなくて、写真に名前が付けられませんでした。すみません。。。
それから向かい合った場所に位置してるのに、どうしてこういう異なるタイプの山ができたのかとても気になりました。
登山のトレーニングももちろんですが、こういう知識も学んでいきたいなあと思いました。

◆天気の状況  (追記:上田)

6月29日の関東甲信に続き、7月9日には東海地方も早い梅雨明けで、連日の猛暑続きの夏となりました。

入山日の7/21も太平洋高気圧のクジラのシッポが東日本、西日本をすっぽり覆い猛暑の日となりました。リムジンバスで積み残しとなったことで、甲斐駒の登りでは汗ダラダラ、たっぷり持っていた水(3L余り)もどんどん無くなるという厳しい日でした。

以下は気象庁 日々の天気図より抜粋

2日目7/22も太平洋高気圧に覆われた安定した晴天。早朝からの行動と、稜線では乾燥した風で前日よりは過ごしやすい日でした。

以下も気象庁資料より抜粋

◇7月の天候 http://www.jma.go.jp/jma/press/1808/01a/tenko1807.html

◇夏(6~8月の天候)http://www.jma.go.jp/jma/press/1809/03c/tenko180608.html

7月の気温(平年との差) +2~+3°の領域ですが、梅雨明け後は体感的にはもっと厳しい記録的な暑さでした。

早い梅雨明けで日照時間も普段の140~160%となりました。

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