大川入山(市民ハイク)

★山行名【大川入山(市民ハイク)】
★年月日【2004 年10 月5 日】
メンバー【山本・梅沢・浅田・小野・上田・宮尾・白井・田中・
大西】
雨の中の登行で会員のみなさんも参加者も大変でしたが、
無事に歩いてもらうためにスタッフが結束して対応できて良
かったのではないかと思っています。
梅沢さん、雨でちょっとあきらめムードだった所を、山ヤさ
んらしく行け行けドンドンで決行してしまう梅ちゃんの明るさ
と気合い、さすがです。田中君、市民登山の参加経験は確
か無かったと思うので大変だったでしょうが、ご苦労様。
浅田さん、出発時点で山歩きは無理そうなので自家用車
はパスしようかとも思いましたが、浅田さんのアドバイスが役
立ちました。いつも冷静に見てもらって、同行してもらうと安
心です。 ありがとうございました。
小野さん、宮尾君、白井君、大西さんもそれぞれの持ち
場でご苦労様でした。
今回のトレッキングを振り返ってみます。
1.企画、準備
・日帰りということで、バスのアクセス時間(3時間以内で道も
広い)、 コースタイム(5~6H)、ルートの難易度、展望 な
どいい選択だった。 次回やるとしたら日帰りでここまで適当
な所あるかなあ?
・7/7 の集会でプラン内定。9/1 の豊川市広報に掲載しても
らう内容決定。(7/20 プランの締切)と必要な時期に準備で
きた。
・8月末募集要項を作成し、体育館に提出。事務手続きを
依頼。募集期間9/1-26
2.宣伝・応募人数
・市の広報への概要の掲載、要項の配布と掲示を体育館に
加え、本宮山ウォーキングCにもやった。できるだけの広報
がやれた。
・会員による要項の手渡しによる募集:こういう機会に自分
の趣味に巻き込んでみましょう。
・応募者 27名 :直接体育館へ申込み 11名位、三河ク
ラブ関係6名位、市民登山名簿から案内出した人2名、会
員の勧誘 8名・30名は半分位の固定客がいないとしんど
い感じですね。今回山岳会の対応の 丁寧さを感じてもらえ
たら10人や15人はリピーターになっても不思議じゃないと
思うんですが。
3.当日
・前日の夕方の予報だと、中止までは決断できる情報なし。
飯田は曇り夕方から雨。・朝から豊川は本降りに近い。クラ
ブ員だけの日帰り山行なら当然中止ですが、 梅ちゃんの
勢いで、実施に決定。台風でも無い限り、現地の方が状況
が良さそうだったら 今回のようにまず行ってみる、というのも
1つかな。 バスのキャンセル料や当日の中止連絡もかなり
大変ですし、 中高年の方は「一期一会」のつもりで、少々
の悪天でもできたら登りたいという方が 多かったという感じ
でしょうか。
・バックアップ案の準備。雨天時のバックアップ案の検討が
不十分だった。
今回だと蛇峠山の提案(小野さん)があったが、下調べを
しておけば予めバックアップ案 として用意しておけた。・班
構成、スタート順。若い人はある程度自分たちのペースで歩
けるように、先頭班にしたのは良かったと思う。先頭の班を
平均的に弱者である高齢のグループにすると、早いGrが
詰まってしまって長蛇の列になってしまう。
・参加者のレベル要項には、標高差750m歩行時間5~6
時間と書きました。これでどの位の登山かわかってもらえると
思いましたが、自分がどの位歩けるのか把握できていない
初心者の方がいたように思います。私が一緒に下山した三
人さんの内のお二人は本宮山程度の登行経験が無く、
時々登ってみえる湖西連峰でも通常の所要時間の2倍近く
かかっているとのこと。 今回の我々の企画が自分にとって
適当か、自分では判断できていないように思われます。
自分がその企画に適しているか、もっとわかりやすい説明
や問いかけや判断基準を要項に書く必要があるように思い
ました。
・予備のカッパなど準備は良かった。まともなカッパでないと
六時間の雨の中の歩行は非常に厳しい。
・スタッフの側も中高年登山の状況や事故の特徴、原因な
ど適当な資料で予習しておくと予防措置としてアドバイスが
でき、事故の時も適切に対処できるかも知れない。
三人さんと下りながら、ストックを突き損ねて転落した例な
どいくつかの事例を聞くことができ参考になった。
・バスの中では白井君が書いてくれていたように、走行中は
講習などの細かいことは難しそうですね。体験話や軽いQ&
A、ビデオがいいように思います。まるっきり登山中止で、バ
スを止めて講習なら別でしょうけど。
・「山岳会の人にサポートしてもらったおかげで安全に歩け
た」からもう一歩進んで、じゃ 自分たちで安全に登るために
はどうすればいいか、という自立した中高年登山者になって
もらうためにどういう接し方をすればいいか。こういった活動
を通じて少しでも広めて行けたらと思います。
スタッフのみなさん、ご苦労さんでした。治部坂スタート時
点で小降りから途中本降りという状況でしたがみなさん、無
事に下山できて良かったです。
<当日の様子:分隊の報告>
・豊川は本降り:愛知東部に大雨洪水注意報発令:南岸に
も秋雨前線発生で前日の天気予報より悪化
・上田、WEB で天気予報チェック:飯田の天気予報は曇り
後雨:ブロック別卓越天気、レーダーアメダスでは愛知東部
よりはましな様子・朝5時15分:山本さんから上田へ中止し
ようかと電話(バスキャンセルの連絡をいったん入れてもら
う)
・上田から梅沢さんへ電話:中止連絡も大変だし、現地の
方がましそうなのでいったん行ってみようということで実施に
戻す。 (バスは予定どおり、に戻してもらう:塩津君ばたば
たさせて申し訳なかったです)
・6:15 会員集合:参加者は当初の27人から前日に2名のキ
ャンセル、朝の2名キャンセル 1名は連絡なしの不参加で2
2名が集合・現地まで行ってみて判断、大川入山が難しけ
れば、同じ治部坂からの蛇峠山(遊歩道で行程3H位)か観
光+バス内での登山講習会とするということで7:05 スタート
・9:25治部坂到着 :予定通りのコースで実施に決定。参
加者の装備を確認し、カッパがまともでない参加者には貸し
出し 9:55出発
・11:10 全班横岳に到着 60歳の2名の女性が不調で
この先の行程は無理なので降りたい、とのことで同じグルー
プの同年の女性含め3名が同ルート下山。自家用車運転
の上田が付き添い治部坂に下山。12:45。 治部坂の宿り
木の湯に入り、持参の昼食を取り、14:30治部坂を スタ
ート。16:50市役所到着。
・本隊は雨の中、13時過ぎに大川入山到着。15:50、あら
らぎに下山。 遅くなるためお風呂なしで豊川に19時帰着。
ということで、雨の中大変でしたが、みなさん、怪我も無く下
山してきました。ご苦労様でした。
本隊のスタッフの方、その後の状況やバスの中の様子(登
山講習会はパスだったかな?)を知らせてもらったらと思い
ます。
反省はまた別便で書きます。日帰りトレッキングで募集する
といろんなレベルの人が応募してきて、今回のように最初
から少ししんどそうかなあ、という方も入ってくるようですね。
自分がどの位歩けるかわかって見えないかたもいるようで
す。
-記・上田-

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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