明神平最高!
2019/06/10
【明神平~池木屋山】19.6.2(河合)
【2019年6月2日~3日】
【メンバー】遠山、二橋、河合
【コースタイム1日目】
駐車場 5:20~7:10明神岳~8:50千石山~10:10赤倉山~11:00霧降山~11:30池木屋山~11:25霧降山~13:00赤倉山~14:25千石山~16:05明神平
【コースタイム2日目】
明神平6:20~1:05国見山~8:15伊勢辻山~11:50駐車場
6月1日21時、音羽集合。午前0時、宇陀市ふれあい交流ドーム公園内に到着。芝生の上にテントを張りへ就寝。
2日4時40分起床。
朝の公園内の風景
大又林道最終地点の駐車場へ移動。大又の駐車場は林道の終点にあり、5時20分登山開始。山道は歩きやすく、ゆっくり進む。
7時10分明神平到着。早速テントを設営し、サブザックで池木屋山へ向かう。今回の山行目的は、「体を動かす」こと。二橋さんも参加してくれたので、三人で楽しく、黙々と歩く。
ブナ林の中を歩く
途中のブナ林の間に愛子さまのお印のシロヤシオ(2週間前に山犬段で習いました)が群生して咲いていた。
この台高山脈は初めての土地。ついつい地図を見る回数も増えるため、地図マニアには楽しい時間である。
後ろは、仙石山方面
巨木を下から望む
途中
池木屋山山頂
池木屋山まではかなりいいペースで歩き、ここからはUターンで明神平に帰る。気温は、半そででも丁度良いぐらいか、じっとしていると少し肌寒い感じである。
帰りの登りで休憩
気持ちがよいブナ林
段々疲れが・・・
周辺の景色
明神平にやっと到着。今日の行動は約20キロ歩いたため後半は寝不足もあり、ヘロヘロでした。
炊事中
宴会中
午後4時に明神平に到着し、早速宴会。明神平は私たちの貸し切りで、静か。自然の中で気を遣わず宴会ができる。私の求めていたものがここにはあった。午後7時には疲れも手伝って就寝。
2日
朝4時40分起床。昨日の疲れもあり、計画の檜塚山は中止して、このまま国見岳経由で帰ることにした。
朝の明神平
出発直前
登り始めの斜面
明神平を振り返る
聞かれてもいないのにうんちくを話す
国見岳の三角点はかなり風化は進んでいて三角形の何等までは見ることができない。しかし、一辺6寸。大きさから1等三角点と分かる。
ツツジ
ねじれた木
途中
下り
下りは、時間があったので地図の解説
ようやく、林道にでて駐車場に向かう途中で七滝八壷の滝があり寄り道。
ラストのアスファルト林道は足の疲れが倍増し、愚痴も出た。
近くの「やはた温泉」で汗を流し、隣接するふるさと村(学校跡地を利用)で昼食を頂き帰豊した。
1日目の行動
2日目の行動
全体のコース
【総評】
明神平は、静かで、自然豊かなブナ林もあり一発で好きになってしまった。
私の登山スタイルも朝早くから歩き、午後3時にはテント場に到着。宴会。午後7時就寝。
翌日は早朝から歩き、昼には下山。夕方帰宅。このスタイルが好きになってしまった。
-記・河合-
長距離山行にチャレンジしたいと、参加表明。
1日目、登山口あたりの沢あり新緑あり、苔生した豊かな森の景色にテンションがあがる。高度を上げると日差しに輝く新緑とシロヤシオなどの見頃の花々が増えてきて、ますますテンションがあがる。明神平で荷物をデポし、池木屋山へのピストン。若葉が続く登山道で気分爽快、下りも多く、快適に歩ける。山頂でゆっくりランチ。
帰り道。往路、快適に歩いていた下り坂、復路はもちろん上り坂。続くアップダウンにダメージをうけ、足が重くなり突然睡魔が襲う。明神平までが、とても長く感じた。おそらく原因は睡眠&エネルギー不足、地図で高低差が理解でおらず、復路が上り続きになる覚悟ができてなかったこと。明神平から池木屋山まではピストンだったのに。長距離は、いつも以上にコンディションを整えないと、歩き続けられないんだと当たり前のこと、読図技術も反省。
明神平はテン場は快適そのもの。芝生の部分と林の部分とあり、私達は芝生部分にテントをはるが、林も快適で、ハンモックも気持ちよさそう。水場も近く、東屋もある。奈良公園にいるような鹿も現れた。
2日目は河合さんの読図講習を受けながら下山。
地図の読み方。
地形の説明。
現在地の特定の仕方。
三角点の説明。
種類、設置の仕方、測量の仕方、歴史。
森や林の説明、間伐。
1つ聞くと10教えてくれる河合さんの知識の多さにびっくりしながら、普段は歩くことに必死で、道しか見ていなかったことに改めて気づく。今までも何度も講習を受けてるはずなのに、なかなか身についていない。
長距離を歩くことを目標に参加した山行でしたが、目から鱗がいっぱい、課題もたくさん見つかりました。
登りたい山に登る体力も技術はもちろんだけど、知識も少しずつでもつけたいと思いましたし、課題は克服して次に繋げたいと思います。
河合さん、遠山さん
今回も的確なアドバイスと知識をありがとうございました。
このお礼は8年後、立派な歩荷隊になってお返しします(笑)。あ、その前に読図のスキルをもう少し上げたいと思います。
ー追記・二橋ー
この記事を書いた人

- 豊川山岳会に入会して30年と少し過ぎました。読図コーナーを担当しています。地図に興味を持ってもらうことで、全国の遭難が1件でも減少することを願っています。
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