第8回大高緑地公園読図講習会

【読図講習会】20.5.25(河合)
【2019年5月25日】
【メンバー】河合、他18名

 

今年で、コンパスの使い方に特化した講習会も8回目になりました。受講生13名、講師5名の参加でした。

この講習会は、コンパスを持っているけど、山で使ったことがないといわれる登山者が多いことから、講習会に取り込入れたものです。

たった3時間の講習会ですが、コンパスの使い方が分かったと参加者の方から毎年、好評をいただいています。この講習会のカギは、三角形、四角形の「コンパス操作の練習(コンパス1.2.3)(豊川山岳会HPに掲載)」図形を使った練習になります。この練習は、自分のスタート位置に目印を置き、三角形にコンパスを使って歩き、元の位置に戻る練習です。自分で正しい使い方ができているかわかるだけでなく、単純に元の位置に戻れると楽しいと、参加者の方は言われます。

また、大高緑地公園の林の中にオリエンテーリングのポストをあらかじめ設置しているので、コンパスを使ってポストを見つける宝探しも講習内容に入れてあります。

ポストを探す受講生

ほんのちょっとの林ですが、ポストの設置場所があらかじめ見えていないので、コンパスを頼りに歩くことは、自分のコンパスの使い方を信じることにもつながります。

①スマホのアプリで現在位置を確認する。②コンパスが使えて進行方向が分かる。この動作だけでも山行中に実施すると道迷い遭難は激減するのでは?と思っています。

次回6月8日(土)の猿投山では、地形図の情報量の多さや地図の楽しみ方を伝えられたらうれしいと思っています。
-記・河合-

 

この記事を書いた人

 読図コーナーを担当し「初心者からの読図,過去の遭難事例」では、ナビゲーション技術や知識、道迷いの心理、道迷い遭難事例を解説しています。ぜひ、読図コーナーのご一読を・・・。

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