【日程】 3月14日(土)
【メンバー】 L.小野、戸苅
午前中が曇り予報で少しがっかりしながらも、暗いうちから豊川をでて、治部坂高原を目指す。 いざ治部坂の駐車場に着くと、空は青く気持ちのいい天気になっていた。 3月末に西穂の独標まで行くための戸苅さんの雪山体験とアイゼン歩行訓練。 七時半くらいから歩きだす。 1年前に行ったときより、一か月ほど遅い時期にもかかわらず、2日前の雪で前回よりも雪の量は多い。 これはいい山行になりそうだと思ったのもつかの間、登山口に入り、気づくと空は灰色に。もともと午前中は曇り予報であったし、山頂に着く昼ころには晴れるだろうと期待して登る。 戸苅さんもアイゼンを履いての歩行に慣れてきているようだ。
尾根にとりつき、なだらかな尾根道をすすみ順調に横岳を通過する。 ほどなく綺麗な霧氷が見えだすアナ雪の世界。戸苅さんもカメラを取り出し写真を撮りまくる。これでまた一人雪山に行く人間が増えそうだとほくそ笑みながら大川入山を目指す。 なだらかな尾根から急な登りになる。 樹林帯が切れ出し、展望が良くなるが、空は依然として灰色。山頂に近付くとちらちら雪が舞っていた。 しかし山頂に着くと雲が切れ青空が見えるようになった。 青空に雪が舞う 先行者が山頂標を掘り出してくれていた 風が強いのが功を奏し、雲が流れて行ってくれる。 一通り写真を撮り、14時近くなっていたので少し遅めの昼ごはんにする。 風の当たらないところでご飯を食べてコーヒーを飲む。雲はどんどん流れてくれ、風が当たらなければ太陽のおかげで温かな特等席での昼食となった。 シェフも太鼓判を押す味 下山するときにわかったが、戸苅さん山頂前の急登から膝が痛いらしく、ペースを落とす。 かなり時間もかかり、下山するころにはとっぷり日も落ちていたが、分かり易いコースに、しっかりとトレースもあるので迷うことなく下山することができた。 山に行くと何があるかわからない。改めて余裕のある時間設定、準備の万端を心がけたいもんだと思った。