富士山トレーニングで登った明神山

明神山
2011年6月25日(土)
メンバー 浅田、Nさん
今夏富士山に登ろうと意欲を燃やすNさんと、富士登山へのトレーニングの一環として
三ツ瀬より明神山へ登ってきた。
曇り時々雨の天気予報であったが、幸いにも登山中は雨に降られる事は無く、時折薄日が射す天気であった。しかし湿度は高く、この時期特有の蒸し暑い登山であった。
三ツ瀬登山口の駐車スペースに車を置き、林道を進むと登山口の道標がある。
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ここより小さな沢を渡り、間伐が行き届いた杉林の中を、沢沿いに登って行くと銀名水に着く。名前のとおり沢から綺麗な水が湧き出している。小休止をして汗を拭く。
ここより左右に小アジサイの咲いたジグザグの道を、上部に見える尾根へと登って行く。
風が殆ど無く蒸し暑い。尾根に出て少し進んだ左側に岩場が見える所で、これから始まる急登に備えて休憩する。
ここから岩場を巻くように急登が始まる。ハシゴあり、鎖場あり、フィクスロープありの難所が続き、Nさんも慎重に登って行く。暑さと急登にあえぎながら行くと5合目の標識が現れる。ここより山頂が見えてくる。
乳岩からの登山道が合流する6合目までは、なだらかな尾根歩きである。6合目には乳岩から登って来た3人の登山者が休んでいた。我々も休憩して行動食を食べる。指導標には山頂まで60分とある。
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ここよりアップダウンを繰り返しながら鎖場を登り、しばらく進むと猿飛岩に着く。
ハシゴを登って岩の上へ出ると、パアーと視界が開けて眼下に鳳来湖が見える。
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宇連山、鳳来寺山も良く見えるが、残念ながら南アルプスの山並みや富士山は雲の中であった。ここより一登りで山頂に着く。展望台に上がると、そこにはご褒美の涼しい風が吹いていて、登ってきた疲れを癒してくれる。明神山に始めて登ったNさんも満足そうである。
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昼食を食べて30分ほどゆっくりして、往路を下った。
鎖場、ハシゴを慎重に下り終えた2合目で、乳岩はどちらですかと登山者に声を掛けられてビックリした。6合目の分岐で道を間違えて下って来てしまったようである。
6合目の分岐の事を教えてあげると、大汗をかきながら登り返して行った。
山頂から約2時間で登山口に降り立つ。休憩を含めて約6時間の良いトレーニングであった。我々も大汗をかいたので、とうえい温泉で汗を流して帰豊した。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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