初めての3,000級、御嶽山

【山行名等】2022.9.17(澤田石)
【2022年9月17日】
【メンバー】L河合、SL古賀、浅田、山口(岳)、梅田、小寺、日浦、谷崎、澤田石

5:00 音羽支所集合、出発 → 8:30 御岳ロープウェイ駅 → 8:51 飯森高原駅 →
10:02 → 八合目女人堂 → 11:30 九合目石室山荘 → 12:20 御嶽山(剣ヶ峰)山頂→ 12:57 下山開始 → 13:23 石室山荘 → 14:17女人堂 → 15:37 飯森高原駅

8月に豊川山岳会へ入会し、今回初の3,000m越えとなる御嶽山へ登ってきました。
朝5:00集合し8:30御岳ロープウェイ駅へ到着し谷崎さんと合流。

ロープウェイ乗り口にて係員の方に声をかけられ、この日8年前の噴火以来初となる避難訓練が実施されるとのこと。GPS機能のついたビーコンが一人ひとつ渡され装着し、ロープウェイ乗車。

飯森高原駅で下車、各々ヤマレコやYAMAPを起動し登山開始。

ウッドチップの敷かれた歩きやすい道を少し歩き、歩きやすいなぁなんて思ったのも束の間、濡れた木に足を滑らせ転倒。さぁ今日の登山も気を引き締めていこう、とぶつけた左ウデをさすりながら行場山荘を通り、階段を登り、樹林帯や真っ赤に実った小さくて可愛らしいナナカマドの間を通り女人堂へ到着。




荷物を下ろし山頂方面を眺めながら軽食をとる。
そろそろ行きましょうかの合図で再開。

ここから少しずつガスが出始め、雨具を着て、ヘルメットを被る。

初めてのヘルメットに手こずり、苦しくて首がしまりそうだと言うとメンバーのみなさんが寄ってきて下さる。
雨具のズボンの裾が広がっているのを気づいてくださり、さらにその裾のボタンを両足留めて下さる。
ザックカバーはかけなくて良いのかと気にかけていただき、手袋はないのかと聞かれ忘れたことを伝えると使ってないから、と手袋を貸して下さる。
テムレス(農業用手袋)最強説を唱えてくださったり、メリノウールも良いよと教えて頂く。

途中、「○○まであとどれくらい?」と聞かれ地図の読み方を教わる。地図に書いてある△のついた赤い数字、なんだろうとは思っていましたがコースタイムだったんですね…。


雨が強くなり足元はゴロゴロとした岩の多い道が続くため慎重に進み、石室山荘横で休憩し山頂へ向かう。

山頂の少し手前でサイレンが聴こえ避難訓練が始まる。近くに小屋がなかった為その場へしゃがみ頭を下げる。

帰宅後、噴火から生還した方の記事を読み、遭遇したらどのような行動をとるべきか、しっかりと考えるきっかけになりました。山は楽しいけど怖い…怖いと思う気持ちを忘れないようにしていきたい…

剣ヶ峰へ登頂し、メンバーで記念撮影。





浅田さんと握手。これ、すごく心にきました…

テレビ局が何社か来ていましたが特に声をかけられることもなく、シェルターの中で昼食。

お菓子を持ってきすぎていることがバレる。すいません、私、食べている時が一番幸せなんです..笑

ストックを出し、下山開始し帰りの女人堂での休憩中、行きの車の中で「山小屋で金使いたい」と話していたのを思い出し、可愛らしい鳥の絵が入った手ぬぐいを購入。

下山中、浅田さんより「初めての3,000mの山、記憶に残したいよね?・・・ブログ書いてみようか」とご指名を頂き、内心ヒェーッと思いつつ、はい、やりますとお返事して、記載している次第です。

3,000m級の山、高山病にもならず登頂できたのはみなさんに気にかけていただいたからに違いありません。

今回、助けてもらってばかりの山行でしたが、豊川山岳会で知識と技術を身につけ、みなさんのように周りのことまで見られるようになって、楽しく優しく、正しく登山を続けていきたいです。またご一緒させてください。
ありがとうございました。


帰りの車内から撮影。おさるがいました。

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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