どこを見ても絶景の銀杏峰

2023/02/09(木)
澤田石、他

友人に誘われ、福井県にある銀杏峰へ行ってきました。
銀杏峰と書いて”げなんぽう”と読みます。

朝4時半瀬戸に集合し、東名高速へ乗り郡上方面へ向かいます。白鳥ICで降り、国道156号/中部縦貫自動車道を進みます。道の駅九頭竜で休憩をし大野市街へ入っていきます。

朝日に照らされた荒島岳を眺めながら登山口である宝慶寺キャンプ場に到着。

夏場はおそらくここでお手洗いが借りられると思うのですが、今回はキャンプ場もお手洗いも見つけられなかったため、冬場は大野市街や道の駅でお手洗いを済ませることをおすすめします。

昨年末の雪上訓練以来2度目の雪山。
アイゼンを履いて少し緊張しながら歩き出す。
一見ふわふわに見えましたが前日に降った様子はなく適度にかたくなった雪をしっかり一歩ずつアイゼンで踏み締めながら進む。


なかなかの急登に息を切らしながら、アイゼンの前爪をガシガシと引っ掛けながら上がり、2時間程かけて銀杏峰の手前にある前山へ到着。

周りを遮るものがなく、白山や荒島岳がきれいに見えました。

20分程小休止をし銀杏峰へ向けて出発。
ここから少し木が増えだしたのですが、前日の暴風のおかげか、辺り一面、樹氷、樹氷、樹氷。樹氷のトンネル。


それまで息を切らして体がしんどかったのが嘘のように疲れが飛ぶ美しい樹氷。一緒に行った友人も、ここまできれいな樹氷を見るのは初めてらしく、夢中になって撮影。
高度を上げれば上がるほど大きくなる樹氷に、花見みたいだね、とよくわからないけどなんとなくわかるような表現に頷き、花見しながら、振り返れば白山や荒島岳等真っ白になった山々を眺め、どこを見ても絶景、感嘆の声が上がり続けました。

樹氷のトンネルを越えると木がなくなり風が出てきました。

前山から1時間半程かけて銀杏峰へ登頂。

山頂には小屋のようなものがありましたが雪がいっぱいで入れませんでした。


お天気とはいえ山頂は何も風が強く遮るものがないので記念撮影だけして下山。寒くて寒さでガチガチに固まった笑顔。笑

再度樹氷のあたりまで降りてきてから12時半頃昼食を摂る。
雪の上で食べるカップヌードル、美味しかったなあ。
風はなく、暖かい日差しの元ゆっくり過ごす。

昼食後下山開始した頃から風がまた出始める。登りの時よりしっかりめに着込み、アイゼンを再度締め直す。
登りより下山の方がアイゼン難しい、、足を入れる角度や向きに苦戦しながらも大きく転ぶこともなく無事下山しました。

お天気に恵まれた素晴らし登山でした。
こんな絶景を見にまた雪山へ行きたい。
次はどんな雪山に行こうかと、雪山の魅力にすっかりはまった充実した登山でした。

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