雷鳥沢キャンプ場でキャンプを楽しむ

【立山(雄山)】23.7.15(河合)
【2023年7月15日~16日】
【メンバー】河合

7月15日(土)曇り
上さんと二人で旅行を兼て立山の雄山登山を計画。
朝3時40分、自宅を出発し立山駅に向かう。10時40分発のケーブルを予約してあったが2時間前に到着したため余裕で身支度。時間も十分すぎるほどあたったため、「富山県立山カルデラ砂防博物館」を見学。国立登山研修所友の会でお世話になっている飯田先生はここの学芸課長。生憎、不在で会えなかったが、ボランティアの方に館内の案内をしていただき充実した時間を過ごすことができた。この博物館お勧めです。

さて、室堂に着くと辺り一面うっすらとした霧の中、稜線も真っ白で風が強そう。本日の登山はさっさとあきらめ雷鳥沢キャンプ場に向かう。昨日、モンタニアで購入したアライのSLドーム(2人用)を立てる。わずか980gという軽さのため生地が心配だが、軽さには魅力があり満足。
隣のテントのポールが曲がっていたので、声を掛けたところ2か所が複雑骨折。片方は修復用の部分ポールで修理してあったが、もう片方がいまいちで極端に曲がっていた。割りばしで補強するも補強部分が太くなり、テントのホールの穴を通らず残念。補修したテープをすべてほどき、くの字型のペグ2本を使用しテーピングテープで補強。何とか形になった。

その後、周辺を散策して5時前ごろから食事の準備をしてくつろぐ。

周辺散策中

夜は7時過ぎには寝てしまった。

7月16日(日)霧
3時起床。4時40分出発するもガスガスの中を歩く。

朝のテント場

室堂でザックをデポし、サブザックで一ノ越まで進む。途中、雪渓のトラバースが3か所あったがスプーンカットが大きくあり、斜面の傾斜もそれほどではなかったため、ストックなしで進む。

ところどころに雪渓がしっかり残っている

一ノ越では風も強く小屋に避難。暖かいコーヒーを購入し体を温めるも、雄山はあきらめ、またの機会とすることにした。小屋に泊まっていた登山者や後続の登山者は続々と真っ白の霧で風が強い中稜線を登って行った。

下りの雪渓も何とか無事に下り、午前8時前には室堂に到着した。
立山駅に到着し、近くの登山研修所で亘さんが山岳看護師の方たちの研修の講師をされていると聞いていたので顔をだし、会うことができた。
地元の方に温泉の場所を聞いたら、近くの「白樺の湯」(富山市亀谷1-10)がいいと言われたので、行ってみたら13:00からの営業で私たちは午前11時到着。2時間は待てないので、約1時間車を走らせた国道360号線近くの「飛騨まんが王国」の温泉に入る。ヌルヌルの温泉でお勧め。頂上には行けなかったが気分転換の旅行となった。
-記・河合-

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