雪山入門コースの天狗岳

天狗岳
2014年4月26日~27日
メンバー 浅田、Gさん
当初4名の予定が2名となる計画変更があったが、Gさんと二人で雪山入門コースで知られる北八ヶ岳の天狗岳へ行って来た。
26日(土)
豊川を朝7時に出発してR153、中央高速と乗り継いで登山口の渋の湯に11時半に到着する。身支度をして軽く昼食を取り出発する。
登山届を出して沢を渡り、所々アイスバーンになっている登山道を登り出す。
天狗岳2014、4、27 002
アイゼンを着けようか迷ったが、アイスバーンを避けながら登れそうなのでつぼ足で登って行く。暫く行くと高見石小屋から来る道と合流し、トラバース気味に高度を稼ぎながら1時間程進むと尾根に出る。そこで唐沢鉱泉から来るルートと合流する。天気が良く汗ばむほどである。小休止をしてシャツを1枚脱ぐ。
天狗岳2014、4、27 003
ここからは尾根上の緩やかな登りとなり、左手に岩の堆積した地形が現れると程なく黒百合ヒュッテに着く。ここで小野君に会う。彼は昨日の夜来て、今朝から登り登頂後ヒュッテで休んでいた。連休後半の五竜岳に備えての雪山とボッカトレに来たと言って、ザックの中には10kgほどの石が入っていた。小屋への宿泊の手続気を済ませて、ビールで乾杯をする。1時間半程小屋の前で談笑して彼は下山して行った。
天狗岳2014、4、27 009
天狗岳2014、4、27 008
ヒュッテ前のテント場
5時半に夕食を食べて、暖炉の前でゆったりとした時間を消灯まで過ごす。
27日(日)
廻りがざわつき出した5時に起床する。Gさんに眠れたと聞くと、布団が固くあまり熟睡は出来なかったと言っていた。朝食を食べて6時10分出発する。5分ほどで中山峠を通過して、アイゼンが良く効く硬さの雪道でペースが上がる。樹林を抜け急斜面の手前で小休止をする。
天狗岳2014、4、27 016
東天狗岳と西天狗岳
天狗岳2014、4、27 018
ここから山頂手前の岩峰目がけて雪の斜面を登り、小さな岩稜を通過して40分程で東天狗の山頂へ着く。山頂からは南八ヶ岳の赤岳、阿弥陀岳が一望出来、その背後の南アの甲斐駒が岳、仙丈岳、北岳が見える。
天狗岳2014、4、27 021
東天狗岳山頂
天狗岳2014、4、27 019
山頂からの赤岳
写真を撮りザックをデポし、西天狗岳へ向かう。コルから雪面を登り20分程で西天狗岳へ着く。
天狗岳2014、4、27 025
西天狗岳山頂
北アは見えなかったが、中アは霞んで見えていた。東天狗へ戻り山頂でゆっくりして、名残惜しいが下山する。
途中からすり鉢池の右側通る登山道へ入り、黒百合ヒュッテへ下る。
天狗岳2014、4、27 028
凍ったすり鉢池
黒百合ヒュッテからの登山道は樹林帯でまだ凍っていたので、アイゼンを着けたまま渋の湯へ下った。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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