2014年8月29日~31日
メンバー 浅田・小野・茂津目(記録係)・Nさん
お盆前半に、浅田さんが計画されていた白馬三山縦走が台風により
中止を余儀なくされそのリベンジ山行で行ってきました。
天気は、上田さんより予報してもらいメールをもらいましたが、
あまりよくない予報で白馬尻小屋での予報も雨か曇り又は霧。
今回は(も)あまり展望は期待せず、雨に打たれる覚悟でした。
8月29日 PM7:30豊川集合~PM8:00新城で茂津目ピックアップ
夏合宿で通った道で中央自動車道、飯田山本で高速に乗り、
安曇野インターへそこから1時間程車を走らせ、
AM0:30白馬道の駅到着。テントを張って小宴会後就寝。
8月30日 AM5:00起床 八方駐車場(無料)に止めてから
タクシーで移動 \3,200
AM6:25 猿倉荘に到着
白馬岳猿倉登山口 標高1250m
AM6:45 各自ストレッチ・朝食等準備して出発!
期待してなかったのに日がさしてる!歩き始めはいつもキツイのに
すぐに元気になりました。早く凄い景色見てみたい。
でも期待したらダメ 午後から雨予報。期待禁物(でもひょっとして?)
林道を10分程歩き、登山道へ。
トリカブトが咲いてる。紫でキレイなのに毒なんて。休憩を挟み
AM7:55 白馬尻小屋到着
おつかれさん♪ まだ疲れてないですよ
7月頃は白馬尻小屋にすぐから雪渓歩きになるけど、
今は大分雪が溶けて秋道が出来ているから雪渓を歩くのは
1時間程ですと浅田さん
AM8:07 大雪渓へ出発
秋道は割れた岩石混じりのザリザリの崩れやすい道で歩きにくい
AM9:00 アイゼンつけて雪渓へ
10本爪アイゼンを浅田さんに借りました。
30年くらい前の貴重な装備をお借りしました。
雪渓上は風が冷たく風よけとしてカッパを着ました。
固い雪でアイゼンがよく効き、歩きやすかったです。
落石があっても雪渓の上は気づかないから下ばかり見ないようにと、
何度も何度も注意してくれました。
雪渓の亀裂の中に勢いよく水が流れていました。
落ちたら…と考えたらぞっとします。
AM10:15 大雪渓歩きが終り、アイゼンをはずし
葱平(ねぶかっぴら)へ。今日の正念場ですと浅田さん
沢を慎重に渡ります。
危険箇所は浅田さんがそこ気をつけて!と注意してくれて助かりました。
岩室跡
急なのぼりが続きますが、お花畑が広がり癒されながら登ります。
ガスにかかって見えたり見えなかったりの稜線がくっきり!
もうすぐ行くからまだ雨降らないで!と祈る
トリカブトの群生
緊急避難小屋を12時前に通過し
PM12:15 標高2,553m
浅田さん 胸のタイマーが既に鳴ってる!とお疲れです
(冗談だと思いますが)
色々な高山植物が咲いていました。
PM12:45 白馬岳頂上宿舎へ到着
ガスガスですが、急登が涼しく快適でした。
暑かったらバテバテだよ 登りやすいねとみんなで話していました。
更に高度を上げていき、稜線に出ました~青空がー!!
明日の天気が良ければ、今見えている道が縦走路だよと浅田さん
歩きたい!明日晴れますように。
今日の宿 白馬山荘 山荘標高 :2,832m 収容人数 :800人!
青空とこんな山の上に大きな山荘 天空の城みたい!
ガスに隠れていた山頂も見えたので、頑張ってもう一登り
PM13:30 白馬山荘到着
県境はこちらです
浅田さんと小野さんにチェックインの手続きをしてもらってから
山荘の入り口にザックをデポして山頂へ急ぎます。
PM14:00 白馬岳登頂
回りはガスで見えませんが、浅田さんが説明してくれたので
想像力を働かせました。剣岳や槍ヶ岳 見てみたかった。
山頂の様子
無事に登頂できた事で喜びいっぱいの 「カンパ~イ」
一杯飲んだ後は一眠りしてから夕飯です
ここは3000m級の山荘かと忘れる程の立派な食事です。
小野さんのご飯大盛りスゴ!この後もう2杯おかわりしてて更にスゴ!
食後は談話室に本があったので、雑談しながらウトウトしながら
テレビの天気予報を見たりしていました。ストーブが暖かかった。
PM8:00就寝 初山小屋は想像以上にぐっすり熟睡出来ました◎
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8月31日
AM4:30起床 5:00前から朝食の列が出来ていました。
朝ごはんも立派でした。おいしく頂きました。
AM5:50 ガスですが早朝はスッキリしていたり安定していません。
昨日の天気予報で、今日の予報が良くなっていたので、期待を込めて出発です。
しばらく歩くとガスが切れて絶景が現れました。
これから向う杓子岳、白馬鑓ヶ岳
今回カメラに収めた中で一番のお気に入りです。
縦走路を歩く浅田さん 凄くカッコイイ!
バックに白馬山荘と雲海
杓子岳山頂へは代表して小野さんが。我々は巻き道のトラバース道で白馬鑓ヶ岳へ
白馬鑓ヶ岳へは少しきつめの登り。ガスで真っ白
誰もしゃべりません。無言です・・・
雷鳥の親子に2度会うことが出来ました。
高山植物の女王コマクサも見ることが出来ました。
AM8:30 ガスガスの白馬鑓ヶ岳山頂
雲海に浮かぶ妙高、雨飾山
ガスが掛かったり切れたりを繰り返しますが雨は降りません。
この日もミストのような霧雨が気持ちいいくらいでした。
鑓温泉へ目指します。
温泉は時間がないし、帰れなくなるから入りませんよと浅田さん
下山開始です
浅田さんの高山植物プチ講座
抜き打ちテスト 「これはなんて花!?」
白馬鑓ヶ岳を振り返って
鑓温泉までの道に鎖場や梯子がありました。
岩が濡れていてすべるので緊張して進みます。
AM11:00 秘境の白馬鑓温泉
露天風呂は登山道から丸見えで更衣室もなくすぐそこで男性がヌードになっていて衝撃でした。
女性用のお風呂もありました。こんな開放感絶対気持ちいいだろうなと思います。
鑓温泉からは猿倉荘に戻るのにあと4時間とのこと。
杓子沢
雪渓がぱっくり 赤い線の内側は夏は横断していると浅田さん
鑓温泉を過ぎて少しした頃、雨が降ってきました。
ここでカッパを着ますが1時間程度で上がったので脱ぐ。
ガスで真っ白で雨もあって皆無口になります。
私は鑓温泉の手前で、着地を強く踏みすぎて足が痛くなり
Nさんもマメが出来て辛い下山となりました。
「雨に降られて歩くのも登山」
浅田さんが笑顔で言ってたなと思いながら。
あとどれくらい歩くんだろう?あと2時間くらいだね。
地図はあるけど高度計があれば更に予測がつくのになと思いました。
ひたすらもくもくと樹林帯を歩きます。
真っ白です。岩や木がすべるので慎重に。
PM15:30 やっとゴール手前の林道へ出た!長かった!
足が痛い女性陣は少し休憩 小野さんがタクシーの手配に先に
猿倉へ行ってくれることになりました。感謝します。
猿倉~八方駐車場へタクシーで移動 \3,000
帰りは白馬駅近くのみみずくの湯
タクシーの運転手さんが割引券をくれて\500
お肌つるっつるになりました。
今回の山行は、期待せずに行った分絶景を見れた感動がありました。
風はなく、暑くもなかったので非常に歩きやすい天気で
お花も多く、見所満載でした。写真も小野さんからシェアしてもらい
素晴らしい写真が大量にあったのでまだまだ紹介しきれていません。
それ程濃く思い出深い山行になりました。
今回は茂津目は左足のヒザ付近を下山途中で痛めました。
下山中は歩けないほどではないですが、下山後曲げられない程
痛くなってしまいました。これが翌日まだ登山があったら・・と
無理して動けない程痛めたら・・と考えると、他のメンバーの方に
迷惑がかからないよう、すぐに緩和出来るような湿布やテーピングは
これから持って行かねばいけないと痛感しました。
湿布を貼って一晩寝たら治りましたが
かばう姿勢で歩き続けたせいか大腿四頭筋が筋肉痛です。
体力不足トレーニングも頑張ります。
参加させて頂きありがとうございました。
白馬三山縦走・花紀行
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