【】2015.9.21(書いた人の名) 谷崎
【年月日】2015年9月19日~20日
【メンバー】浅田(L)、小野、後藤、直里、谷崎
9月18日、20時に市役所集合。便が島への道路は狭く、崩れるのでは?と、ヒヤヒヤしながら、1時半ごろ、駐車場到着。
テント泊しました。
翌朝、6時起床、準備してるところへ、管理人さんらしい人が、犬を連れて現れ、宿泊費一人500円徴収。
ホントに管理人なのか?疑問を引きずったまま、出発。
前方に見えた西沢渡。ロープウェイだけど、もしかして、手動??
リーダー浅田さんに続き、小野隊長が率先してロープを引く。さすがです!
無事に渡れますよーに。(下から川を渡った方が早いのでは?と、数人が思ったかも知れませんが、楽しんでます。)
その後、樹林帯突入。急斜面を黙々と登ります。
樹林帯での会話は…
キノコから始まり、ヒル、ネズミ、アライグマ、ゴキブリ…遂には、トリカブトまで。
素敵な話題が豊富です(笑)
13時ごろ、テント場に到着。
テントを設置して、聖小屋でいただいたフルーツポンチで生き返り、お酒で喉を潤した。
(谷崎は昼寝、気づいたら、直里さんも。)
小宴会後、食事の支度。
本日のシェフは、後藤さん。
麻婆茄子丼と、ゴーヤの佃煮。うまーい!と、食が進んだ。
(谷崎は、頭痛のため就寝)
宴もたけなわですが、早めに就寝。
19日、朝3時半起床。
4時半過ぎに聖岳に向けて出発。
まだ暗い中なので、慎重に歩く。
少し明るくなり、見えた富士山を撮影。
しかし、水墨画みたい(笑)
目の前にそびえ立つ聖岳目指して、また歩く。
途中で山々や、高山花を説明してくれる浅田さんを、私達は、「Google浅田」と慕うことにしました。
その傍らで、思い出したのが、河合さんの説明。
「あの山が、△※□◯!▼#~。」(笑)(笑)
そして、やっと7時過ぎに山頂到着。
まだ、何も知らず、山頂でみんなはしゃぎます。
散々、はしゃいだ後、知らされた真実。
便が島から帰る道路が崩落したらしい(゜ロ゜)
周りの人たちのざわつきの訳がやっとわかったけど、まだ実感せず。
とりあえず、下山開始。
小聖岳に来て、少しずつ、事の重大さを実感。
これって、遭難してる感じ?と直里さん。
今日中に帰らなきゃならない隊長。後輩に手配するも、捕まらず…
あちこち連絡し始める浅田さんと、情報収集する後藤さん。
不安と作戦会議に向け、テント場まで…急ぐが、テント場では、電波が入らないことに気付く。
なんて日だ!!
とにかく、下山を急ぎ、足取りも早まる。
隊長は、後輩と連絡がつき、帰る手段は確保。
情報収集のため、急いで便が島へ。
一気に下るが、足がボロボロ(>_<)
下山途中、先を歩いてた方が滑落し、無事でしたが、滑落場面を目の当たりにして、不安が更に増しました。
キツい下山でしたが、やっと西沢渡まで着いた!と思ったら…
ロープウェイに鍵が!!(+_+)
下から川を渡り、やっとの思いで便が島到着。
急ぎとキツい下山で、写真撮れず…(T-T)
そして現場へ。
あーあ…ここ、通ってきたんだよなー。
ションボリ(-_-;)
幸いにも、工事の方たちが頑張ってくれて、迂回道路が開通しました!!ラッキー♪
かぐらの温泉で隊長と別れ、温泉に入ってご飯食べて無事に帰ることが出来ました。
強運の豊川山岳会を実感しました。
直里さんにとっては、初のお泊まり山行でしたが、忘れられない思い出になりました。
ハプニングありながらも、無事で何よりでした(*´∀`)
浅田さんの冷静な状況判断と、下山のスピードに圧巻でした。
ありがとうございました(^o^)
山岳会の方々にも、ご心配おかけしましたが、心強くもありました。山岳会の大切さを考えさせられる体験でもありました。
何が起こるかわからないので、楽しみながらも、危機感を持って山行を続けたいと思います。
お疲れさまでした(^-^)
谷崎 記
16年ぶりに聖岳の山頂へ立ちました。最初に聖岳を目指したのは45年前の冬でした。当時はまだ森林鉄道が走っており、木沢梨本から20キロ歩いて西沢渡の登山口へ行った事を、懐かしく思い出しながらの登山でした。
記 浅田