鎌ヶ岳
【日程】 2015年1月11日(日)
【メンバー】小野(記録)、荒木、塩川、山形、Tさん
6時に集合し、宮妻峡キャンプ場に8時前着。
駐車場で塩川君の友人のTさんと合流。
今回のパーティーは5人。Tさんは塩川君がキナバルに行った時の知り合いらしく、5人中3人がキナバルに行っているというパーティーだった。
今回は雪山初めての山形さんを前日の瑞浪の帰りに勧誘しての山行。
天気も良く青空、絶好の雪山デビューである。
宮妻の駐車場からカズラ谷コースで鎌ヶ岳を目指す。
雪はたっぷりあるがトレースはしっかりとついてるし、当日も先行者がいるようであった。
カズラ滝
雪はたくさん残っている
風もあって寒そうなので稜線に出る前にアイゼンを装着!!
青空のもと鎌アタックや~
青い空と白い霧氷の組み合わせはいつ見ても綺麗
稜線に出て岳峠手前の尾根分岐にきて鎌ヶ岳をみると結構な岩稜帯、鎌ヶ岳は登ったことがないので夏道はわからないし、トレースも岳峠からは見当たらない。天気もなぜか曇ってきており、山頂もそのうちガスに包まれそう。
山形さんは雪山初めてだし、山頂を目指していいものか迷ったが、岩稜帯の右側の雪の斜面は上がっていけそうなので、行けるところまで行って、無理そうなら引き返すことにした。
斜面は結構急で雪崩れるのと、左側は落石もありそうと判断して、右側から斜面を登った。
斜面を登り終えると、トレースがあり、そこからは安心して山頂へ。
空は曇ってしまい何も景色は見えないものの、無事に山頂にたどり着くことができた。
岳峠からの鎌ヶ岳
さっきまで青空だったのに、、、
いよいよ山頂に向けて出発
山頂標
無事、登頂
風もあり寒いし、何より景色が何も見えないのでさっさと下山
下山すると鎌尾根も見えなくなっていた。
なんも見えねー
当初の予定では鎌尾根を通り、水沢岳を通る周回コースだったが、時間的に無理だろうと判断してピストンで帰ることにした。
下山途中から天気は好転、、、
鎌ヶ岳と雲母峰の分岐まで来たとき休んでいたおじさんに聞くと、雲母方向からきており、トレースも宮妻の駐車場までついていると聞いたので、雲母峰を経由して帰ることにする。
雲母峰までの道は痩せ尾根があったり、ロープが張ってある少し急なくだりがあったりと起伏に富んで面白く楽しめる行程だった。
しかしトレースは[・791]までで、そこから雲母峰まで行くには時間も足りなかった。
残念だが雲母峰は諦め、宮妻に向かうトレースを追うこととなった。
ちょっと急で危ない白はげ
痩せ尾根も、、、
雪山は初めての山形さんも山頂付近では天気は悪かったものの、楽しんでもらえたようで良かった。ただ、自分的に今回、無事鎌ヶ岳に行くことはできたが、雪山初めての人を引率するには準備段階から不備があり、反省点がたくさんあった。今後少しづつ改善していかなければと思った。
この記事を書いた人

この投稿者の最近の記事
縦走2017.05.13酉年の鳳凰三山縦走
フリークライミング2016.11.308bを登る
クライミング2016.07.26海の日の小川山・二日目
沢登2016.06.30高巻き藪漕ぎ楽しいよ!奥三河長野沢〜!
関連記事
-
-
銚子ヶ口の山頂標高100m手前まで
【銚子ヶ口の山頂標高100m手前まで】 【2022.2.26】高橋(リーダー)、 …
-
-
渓歩きが楽しかった斜里岳
オホーツク海と太平洋を望む斜里岳 2015年9月21日 上田歳彦 9/19~9/ …
-
-
湖西連峰(二川~宇利峠)
【湖西連峰(二川~宇利峠)】21.3.13(河合) 【2021年3月13日】 【 …
-
-
折立~太郎平~黒部本流~薬師沢~太郎平~折立
★山行名 【折立~太郎平~黒部本流~薬師沢~太郎平~折立】 ★年月日 【2001 …
-
-
落ち葉を踏んで熊伏山へ
熊伏山 2012年11月25日(日) メンバー 浅田、菊池 昨日鬼岩で菊池さんと …
-
-
天気最高の御嶽山
【御嶽山】22.8.19(山口義) 【2022年8月19日】 【メンバー】中村、 …
-
-
棚山 鍵掛沢
【棚山 鍵掛沢】河野 【2019.07.28(日)】 【メンバー】河野、他4名 …
-
-
仙丈ケ岳
【仙丈ケ岳】07.4.29(田中) 年月日【2007年4月29日~30日】 メン …
-
-
鳥倉林道~塩見岳~蝙蝠岳~悪沢北尾根~三伏 峠
【鳥倉林道~塩見岳~蝙蝠岳~悪沢北尾根~三伏 峠】07.8.16(田中) 年月日 …
-
-
雪山八ヶ岳(天狗岳)
【八ヶ岳】2019.12.27(吉本) 【2019年12月27日~28日】 【浅 …
- PREV
- 年度初めの瑞浪クライミング
- NEXT
- 新年会&鳳来寺山
Comment
計画、ドライバー、リーダー、ラッセル、新人さんの指導、記録何から何まで本当にありがとうございました。荒木
鈴鹿でプチ冬山を楽しめたようですね。
計画書を見た時に、鎌尾根を下降とあったので、正直大丈夫かなと思いました。
1200m足らずの鈴鹿の山でも、天候次第では3000mの冬山と変わらない状況になります。今回のリーダーの判断は、パ―テーの力量と天候を考えると、的確であったと思います。
「危険は回避し困難は克服して」これからも楽しい登山をして行きましょう。
次回鎌尾根から登りましょう。
結構冬山してるね。各々いい経験になったのではないでしょうか?
鎌尾根は行ってみたいと思ったので今度行く時はよろしくお願いします!