巨大な鬼岩 三ツ瀬明神山

【三ツ瀬明神山】2015.12.20(遠山)
【年月日】2015年12月20日
【メンバー】浅田、中村、鈴木(幸)、河野、鈴木(雅)、遠山

(コース)
9:30乳岩峡登山口-10:50鬼岩-12:00三ツ瀬分岐-12:50三ツ瀬明神山山頂-14:20三ツ瀬分岐-15:00鬼岩-16:10乳岩峡登山口
距離8.2km
総行動時間6時間40分
累積標高990m

豊川市役所より車2台に分乗して1時間半かけて乳岩峡駐車場まで移動。駐車場はほぼ一杯でしたが空いている場所になんとか駐車。
この時点で気温は7℃と肌寒く、薄手のフリースを着て登山開始。

IMG_4181初めに桟敷岩を過ぎて川の景観を楽しみながら歩きます。

IMG_4185川沿いの登山道を進みます。

20分ほど歩き乳岩洞窟のある乳岩分岐を過ぎてから傾斜が少しだけきつくなってきます。
この辺りでもう既に汗が・・・、一服岩で上着を脱ぎながら一休み。
時々見られる大きな岩を横目に見ながら40分ほど歩いた先に大きな岩が・・・見上げるような巨大岩です。

IMG_4187ビルのようにそびえ立つ鬼岩

鬼岩の横を通過するときに岩の間から”浅田さーん”と声が・・・、クライミングをしていた浅田さんの知り合いの方が話し声で気づいて声をかけてきました。
すぐ上の岩場でもクライマーがオーバーハングした岩場を楽しそうに登っていました。
自分もあと10才若くて、痩せてたらチャレンジするのに・・・残念です。(^o^)

鬼岩を過ぎたあたりから木の根の多い道歩きが続きます。

IMG_4191胸突八丁のはじまり

胸突八丁の標識が現れてから長い急登が始まります。この道も木の根が多くともて歩きにくく、木の根を持って登るような場所も出てきます。

IMG_4192木の根を持って急登を登ります。

途中で休憩を入れてもらいながら急登を登り切ると三ツ瀬分岐に到着。

IMG_4197三ツ瀬分岐

三ツ瀬分岐から一度緩やかに鞍部を下り、登り返して再び急登の始まりです。
ここからクサリ場が出てきます。最初のクサリ場は比較的短いクサリです。足場を確認しながら登ります。

IMG_4201最初のクサリ場

1番目のクサリ場から少し登ると2番めのクサリ場が現れます。ここは長めのクサリ場で2段に別れており右手には急ですが巻道もあります。

IMG_42132番目のクサリ場(右側は巻道)

IMG_42162番目のクサリ場

クサリ場を過ぎて少し登ると次はハジゴが現れます。ハジゴ自体は急ではありませんが登り切った所が馬の背岩になっています。馬の背岩は両端が切り立った尾根になっており1mほど幅は有りますが立って歩くとかなり高度感が有ります。

IMG_4221ハジゴを登り切ると馬の背岩です。

馬の背岩を超えてやせ尾根や急登を進むとやっと頂上へ到着。頂上では8名ほどの登山者が休憩されておりました。山頂からは天気が良い時にはアルプスの山々も見えるそうです。
残念ながらこの日は曇が多く展望は良くありません。

IMG_4238展望台から景色

IMG_4236山頂(標高1016m)にて記念撮影

山頂の気温は8℃、予想したより寒くはありません。標高1016mなのでマイナス0.6℃/100mとして標高0mからは6℃ほど低い計算になります。
(先日の山行知識が役に立ちます。)

昼食を終えて登ってきた道を帰ります。

IMG_4244馬の背岩

帰りも同じハシゴ、クサリ場などを通って帰ります。下山時は登りに比べて足場が見えにくく時々浅田さんが足の置き場を助言してくれてました。

IMG_4248下りのクサリ場

胸突八丁から鬼岩までは木の根が特に多く、躓くと崖側に転落するキケンがあるので注意して下ります。鬼岩から乳岩分岐を過ぎて登山口に帰る4時過ぎには薄暗くなってきました。冬の時期にはライトの準備と早めの下山が重要だと改めて感じさせられます。

三ツ瀬明神山(2015.12.20)GPSトラック

今回の山行で行きたかった三ツ瀬明神山に登れました。歩行距離は8.2kmと少し長めです。登山道は木の根も予想以上に多く歩きにくい場所もありますが、鬼岩の壮観な景色やクサリやハシゴなどもあり楽しいコースとなっています。別の登山口ルートもあるとの事ですので次はそちらのルートも登ってみたいと思います。

トラブルもなく山行中は福ちゃんの話題を中心に楽しいお喋りも出来ました。
皆さん、ありがとうございました。

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