3月16日 役員のみなさんに準備、進行頂いて、無事に定例総会が終わりました。
参加者:上田、河合、浅田、山本、白井、遠山、古賀、西村、二橋、梅田、井澤、松井、小寺、後藤、日浦、樋口、中田、武野、塚本、米倉、井戸 (写真は二橋さん提供)
登山者の志向が多様化する中で、我々の会も日本アルプス登山、百名山や近県のピークハント、クライミング、沢登り、トレラン・ラン、雪山など、様々な志向の方が集まる場となっています。次の一年も、「危険は回避し、困難は克服する」(前の代表の言葉)をモットーに、会員お一人お一人が目標をもって、楽しく事故のない活動を続けられればと、気持ちを新たにしました。
代表挨拶(総会資料より抜粋)
一年は早いもので、春の気配も近づき定例総会となりました。
この一年も新しい会員も迎え、また幸い大きな事故もなく、みなさんそれぞれの登山や活動を楽しむことが できたことと思います。
春の白馬岳、夏の槍ヶ岳などの日本アルプス、百名山、近県の静かで懐かしい山、チャリデポ山行など、 合宿や個人山行で楽しみました。クライミングでは、県内や東海の岩場に加えて中国地方(広島)や九州 (宮崎の岩、沢)、紀伊半島、関東甲信の岩場にトライしたり、課題と目標を持ってジムで力をつけて外岩に 通うなど、活発な活動がされています。2 年間のブランクを経て、近場の「立岩」の利用が再開できたのも喜ばしいです。沢登りでは黒部川上廊下とそのトレーニングなどで県内や近県の日帰り沢登りが多数行わ れました。トレランやランニング・マラソンは、登山の基礎体力を養うだけでなくそれ自体をスポーツとして 楽しんでおられ、うらやましい限りです。
また交流イベントでは親子ボルダリング教室(第三回)、春の天ぷら山行や秋のきのこ鍋山行、新年会など 会員同士の交流も図れ、これからも無理のない範囲で続けていきたいものです。その都度お世話を頂く方に 感謝です。また三河地区の会をまたがる交流で近県の合同沢登りやロゲイニングなどが行われたのは、 新しい取り組みとして喜ばしいですね。1 つの会の中ではできない取り組みも実現できて素晴らしいです。
一方、中には「コロナは収束したけど、あまり山に行けなかった」「自分がやりたい山がなかなかできない」と か(私もそういう所がありますが)「会以外の交友での山旅を気軽に楽しんでいる」「年も重ねたのでたまに自分 にあった山行に参加する程度でよい」といった方もみえるのではないでしょうか?
ヤマレコや SNS でのメンバー募集やグループ作りが進み、「社会人山岳会」の役割も曲がり角にきている のではと思っています。山岳会そして私たちの会と自分がやりたいことを見つめ直し、「自分がやりたい 山・活動」をぜひ役員へのつぶやきなどで発信してもらって、安全に楽しんでいかれることを願い、挨拶と します。
最後に私事ですが、2023 年の母と連れ合いの急死を経て、来年春には実家の奈良に転居予定です。 会員として最後の一年になると思いますが、みなさんと山を楽しめればと思っています。
2025 年 3 月 豊川山岳会代表 上田歳彦