【上高地】(3月1日 記:遠山)
【2025年 3月 1日】
【メンバー:古賀、日浦、廣田、後藤、井戸、遠山】
昨年より計画していた上高地スノーハイクに山岳会メンバー6人で行ってきました。
前夜、沢渡駐車場で仮眠をとり、早朝に坂巻温泉へ移動。しかし、すでに駐車場は満車。やむなく沢渡に引き返し、タクシーで中の湯まで向かいました。
釜トンネルの入口で記念撮影をして、いよいよ上高地へと足を踏み入れます。
トンネル内では上高地側から冷たい風が吹き込んできます。
寒さに耐えながら長いトンネルを歩きました。
釜トンネル、上高地トンネルを抜けると、目の前には快晴の青空と、左手に雪に覆われた焼岳の姿が。雲一つない青空が広がっているものの、陽の当たらない早朝はかなり冷え込みます。
少し進むと、正面に穂高の山々が見え始め、冬山ならではの美しさが際立ちます。
積雪はそれほど多くありませんが、途中スノーシューに履き替えて快適なハイクを楽しみます。
美しい景色を眺めながら進むと、程なくして大正池に到着。湖面に降りると、雪を纏った焼岳や穂高連峰が鏡のように映し出され、とても幻想的な風景が広がっていました。
夏の賑わいとは打って変わって、河童橋周辺は静寂に包まれていました。
橋のライブカメラに向かってメンバーが「浅田さん見てるかな~」と手を振る場面も。
青空の下、純白の雪に覆われた前穂高や奥穂高はまさに絶景。
橋の上から眺める梓川と雪山のコントラストも素晴らしく、しばし見とれました。
さらに奥へ進み、小梨平の川沿いで休憩。
目の前には、雪景色に輝く穂高連峰がそびえています。温かい飲み物と行動食をとりながら、雄大な景色を存分に満喫。暖かな陽ざしを浴びながら過ごすひとときは格別でした。
木々の間を進む道は雪が柔らかく、スノーシューならではの心地よい感触を楽しみながら、のんびりと歩きました。
最高の天気に恵まれ、絶景を堪能できたスノーハイク。
また来年も再訪したいと思える素晴らしい山行となりました。
ー記 遠山ー
廣田さん作成動画