【確保講習会】2016.6.25、26(牧原)
【年月日】2016年6月25日、26日
【メンバー】後藤(良)、坂本、鈴木、藤田、山形、岩井、牧原
6月も終わって、夏本番に突入ですね。
豊川山岳会に入会してそろそろ1年になります。時間経つのはやすぎ。
山岳会に入会して初体験させていただくことが多く、とても充実しています。
その中で4月から新しく門をたたいたのが岩登りです。 岩登りを始めて3ヶ月ぐらいになりますが、ほとんど『登る』という行為のみで安全に対する考えや、確保技術、ロープワーク等を習得していなく、先輩方に頼りきりになっていました。だめじゃのう。
そこで少しでも自分の能力で登攀できるようにと参加したのが「確保講習」です。 自分は初級での講習を受けましたが、結論からいうと、必ず受講したほうがいいと思います。 岩登りしない方でも、沢登りや、雪山、懸垂下降しなければいけない箇所等、役立つ場面は多数あると感じました。
以下に学んだことを簡単に記載しますが、見るより実践というのはつくづく思いました。 だから。くどいようですが受講されることをお勧めします。
◎自分とザイルを結ぶ
フィギアエイトノットを使います。確実な結びで、目で見て分かりやすい結びなので、登攀するときはビレイヤーにも再確認してもらいやすい。
◎自分を確保する、セルフをとる
クローブヒッチ。カラビナに自分のザイルを固定させることが出来る。
◎流動分散
流動分散は重しとなる対象物が左右に動いても、支点に力が分散される。 一般的なアンカーの作り方。
◎ナチュラルプロテクションを使ってアンカーを構築する
・立木を使ってアンカーを作る
立木にスリングをかける(ガースヒッチが固定しやすい)。さらにもう1本の立木にも同様にする。さらにメインロープもしくはスリングを使って流動分散を構築し、パワーポイントをつくる。そのパワーポイントを使ってセカンドを引き上げたり、セルフをとったりすることになる。
・岩を使ってアンカーをつくる
岩にザイルをくくりつけ、シートベントで固定させる。後は同様。
・藪笹をまとめてアンカーを作る
立木や岩など強固な支点となるものがない場合、笹をスリングでまとめて支点のひとつとする。
◎懸垂下降をする
懸垂下降の手引き
懸垂下降のシステム
他にも自己脱出や肩がらみ等の講習を受けましたが、非常に勉強になりました。
身体を動かすのも楽しいですが、頭を使って身につけることも大切ですね、
頭使ったので非常に疲れました…日頃どれだけ頭の運動をサボっているか
ま、これから、また新しい山遊びに没頭できそうな気がします。
仮に意識のない状態の坂本さん
自己脱出のシステム構築・・・難しい。
宿泊先のお寺、蛍が見えたそうです。
帰宅後も忘れないうちに某学校で岩井さんと特訓しました。
おしまい。