【武奈ヶ岳】2024.2.10(岡本)
【2024年2月10日】
【メンバー】L.夏目 上田 梅田 岡本
「初めての雪山登山でもいいから一緒にどうぞ〜。」と言ってもらえて、岡本初の雪山へ。
冬靴、アイゼン、ピッケル、グローブ、バラクラバなど、山岳会の先輩から雪山装備をたくさんお借りしました。ありがとうございます🙇♀️
水筒やゲイターなどのこまごまとした装備は自分で買い揃えて、いざ雪山へ!
この山行で雪山を歩き、今後も雪山に行きたい!と思ったら一式装備を購入する。結果はいかに。。
今回、百名山の荒島岳(福井県)に行く予定でしたが、悪天候が予想されたためプランBとして考えていた武奈ヶ岳に変更になりました。
気象予報士の上田さんと今回リーダーを務めてくれた夏目さんが話し合って判断してくださいました。
日本海にある低気圧の影響で海からの湿った空気が荒島岳(←日本海側の山)に吹き天気が崩れる予報
武奈ヶ岳の天気
今回のコースは前半に急登が続き、後半は景色がよく見える尾根をゆるゆると歩きます。
7:00駐車場到着
人気の山なのか。車がたくさんありました。駐車場も広いです。(朝に駐車場の写真を撮り忘れたのでこれは帰りに撮ったもの)
アイゼンの付け方・サイズの調整方法を教えてもらう。
7:30 行動開始
明王院というお寺の横を通って登山口まで行きます。
ここから登山道!
歩き始めは雪がなく、土の上を歩きました。倒木が多い。
くぐったり、またいだり。
8:25 そろそろ雪道になってきました。
ここでアイゼン装着。お、重たい。
「足を開いて歩かないとアイゼン引っ掛けちゃってズボンや冬靴に穴開けちゃうんだよ♪」
まじか。お借りしている冬靴だけは死守せねば。
まだまだ登りは続きます。
重たい冬靴+重たいアイゼン+初めての雪道。次第に口数が減る岡本。
すると、私の後ろから「わぁ上見て!樹氷だよ!」「あとちょっと!」「こうすると歩きやすくなるよ!」
明るく元気な梅田さんがずっと声をかけてくれていました。
辛い時でも明るさを絶やさない梅田さん。かっこいいです。
それとも、みなさんにとってはゆるい坂だったのでしょうか😅
みなさんの言葉に励まされ歩を進めます。
樹氷と一緒にパシャリ。
人生初の樹氷に感動✨
10:00 御殿山 急登を登り終えました!
靴紐を結び直させてもらい、その隣では夏目さんが落とし穴にハマっていました。
寒い中待ってくれてありがとうございました。。
景色の見える稜線に出てきました。
わぁ、、曇っててすぐ近くの山しか見えない(笑)
それでも、これから歩く稜線が霧によって遠くまで見晴らせないこの景色、どこか神秘的です。
道もなだらかになり風もほぼ吹かなかったおかげで景色を楽しむ余裕がでてきました。
すると突然後ろから「見てー!空が見える!」
なんと雲の隙間から青空が、、。
11:00 武奈ヶ岳登頂

山頂には多くの登山客が。
山頂から少し外してお昼ご飯を食べます。
雪山で食べるカップ麺。格別です。。。
昼食後は雪上訓練をしてくださいました。
急な斜面の歩き方・ピッケルの使い方
滑落停止

その他にも雪崩で埋まった人の居場所を知らせる”ビーコン”の使い方も教わりました。これがビーコンです↓1人1つ所持します。
練習方法は、
①まず1人がビーコンを雪に埋める。
②他3人が自分のビーコンを使って雪に埋められたビーコンを探し出せたら◎
1回目のトライ、宝探しみたいで楽しいと言った私に
「もしこれが本当に雪崩に巻き込まれてしまった場合、埋まった仲間を1秒でも早く見つけないといけません。」
と上田さんからご指導いただきました。
2回目はそのことを理解した上で臨みました。
1人の生徒に対して先生は3人!とても丁寧に教えていただきました。ありがとうございました。
12:00下山開始。
周回コースの予定でしたが、私がカメさんだったのでピストンに変更。
ますます天気が回復していきます。
シャッターチャンス!

ずっと私の後ろを歩いてくれていた梅田さん「ちょっと走ってきていい?」と、ふかふかな雪の上を駆け巡ります。
(かわいい。。)
雪のない登山道に戻ってきました。
アイゼンを外して、ぬかるんで滑りやすい登山道を慎重に進みます。
無事に駐車場まで戻ってきました。
すると、ポツリポツリ。雨が降り始めました。
本当に天気に恵まれました。恵まれすぎてビックリです。感謝です。
「自分のペースでいいからね」と、みなさんが私のカメさんスピードに合わせて登ってくれ、
途中何度も小休憩を入れてくれたおかげで、脱水・シャリバテ・靴擦れ・オーバーヒート・汗冷え・怪我…一切なく無事に下山することができました。
みなさん本当にありがとうございます。
とっても楽しかったです。次のシーズンまでに体力アップと装備を整えていきたいと思います!