梅雨の合間に黒戸尾根日帰り

【甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)】19.7.13(河合)
【2019年7月13日】
【メンバー】河合、遠山

 

7月12日

午後7時、河合家集合。午後10時30分、尾白渓谷駐車場到着。駐車場は広くトイレも綺麗。少しくつろぎ午後11時就寝。

7月13日

午前3時起床。午前3時30分出発。

朝、トレランの方や日帰り登山の方が続々と歩き出す。通常14時間40分の行程を昨年の豊川山岳会のメンバーは11時間40分で歩いている。

昨年の記録は こちら

自分は、昨年参加できず、一度はトライしてみたかった。今回、遠山さんを誘って歩くことができた。

駐車場の風景

歩き出す前の河合

登山口の看板

歩き出す前から、体の異変に気付く。じん麻疹が体にでている。少し前も家で出ていたが、今回は運動をしているので血流がよく、じん麻疹がよくわかる。

心配であるが、治まるのを祈りつつ暗闇の中を歩く。

結構、よいスピードで歩いているつもりだが、後ろの方のヘッドライトは一向に離れない。黒戸尾根をこの時間から歩いている方は、それなりのものを持っているに違いない。

1時間過ぎ、少し周りのシルエットが見え始め、最初の休憩を入れるが、地図上ではそれほど進んでいない。さすがに黒戸尾根。距離が長い。

黒戸山の横をトラバースし、コルを通過すると急な斜面となり階段が現れる。

長い階段

上から見た

7時45分七丈小屋到着。

少し休憩し、さらに甲斐駒ヶ岳の頂上を目指すが、結構疲れがでてきた。

途中から見た地蔵と富士山

少し休憩

後ろは地蔵岳と富士山

標高2,500m以上の森林限界を歩くのは私は好きで、気持ちがよい。

9時30分 甲斐駒ヶ岳頂上に到着。

頂上で記念撮影

頂上で少し休憩

笑顔

頂上からの景色(左は地蔵と富士山右のとがったのが北岳)

左が北岳と右が仙丈ケ岳

左が仙丈ケ岳

頂上の看板

頂上では、軽い食事や水分を取った後、すぐ下山。

10時45分、七丈小屋到着。ご褒美のコーラを飲み、水を補給。七丈小屋からの下りは、急な階段になるため慎重に下る。

黒戸山を過ぎると、道も歩きやすくなり、下りのスピードが加速する。

昨年は、中川さんは下りを走ったと聞いていたが、程よい斜面は自分のスピードで下りたいのも十分うなずける。

駐車場には、13時40分到着。今の体力では、0.7のスピードで歩くのが限界である。落ちないように体力の維持をしなければ・・・。

早速、ご褒美の温泉に入り、労をねぎらっていたころ雨が降り出した。最近は雨の中を歩いていない。ラッキーである。

もう一つのラッキーは、じん麻疹が下山したら落ち着いてきたことである。

本日のトラックデータ

歩いた地図

黒戸尾根は25年以上前に登った記憶があるがそれ以来の登山である。スタイルは1泊から日帰りに変わったが、私の中の空白をひとつずつ埋めていく。

-記・河合-

― 追記(遠山) ―
河合さんを先頭に歩き初めてすぐ、前方を手をつないで歩く登山カップルに遭遇。
このカップル、意外と歩く速度も早い。
これに触発されたのか河合さんが “えっ?、これ飛ばしすぎ!” って思うほどのチョー速ペース。これはヤバイなと思いましたが登りになると流石に通常のペースに戻り、ホッと一安心。
結果的には昨年の行動時間よりも1時間半ほど短い10時間10分(標準タイム0.7倍ペース)で歩けて満足。ただ、特に登りではヘロヘロ状態でしたので次はもっと歩けるように練習しておきます。

 

 

この記事を書いた人

 読図コーナーを担当し「初心者からの読図,過去の遭難事例」では、ナビゲーション技術や知識、道迷いの心理、道迷い遭難事例を解説しています。ぜひ、読図コーナーのご一読を・・・。

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