沢登 栃洞の沢(設楽町)

【分類・山域】沢登 栃洞の沢(設楽町)【記】中川
【日時】2019年7月7日(日)
【メンバー】白井L、古賀さん、中川
【天気】曇時々晴後雨

【行程】
0915 入渓
1140 遡行終了
1200 下山開始
1230 駐車場着

【装備】(あると安心:キャメロット#3#2、長めのスリング、30mロープ)
今回の遡行区間はカムやロープは無くても行けますが、一箇所ロープを出すと安心と思われる箇所がありました。(今回はロープは出さずに通過)
支点はキャメロットの#3、#2あたりをクラックや立木などにセットし、3mくらいの長めのスリングで確保支点を作り、20~30mのロープで確保。
確保支点のビレイヤーからはクライマーの様子が見えない位置になるので注意が必要。

【遡上概要】ダウンロードはこちら

【下山概要】ダウンロードはこちら

【本文】
7/7(日)に今シーズン初となる沢登りへ行きました。
場所は愛知県北設楽郡設楽町豊邦段戸山にある「栃洞の沢」です。
ネットを探しても遡行記録が見当たらず、地形図を見る限りではそんなに厳しくないだろう程度の前情報で向かいました。
ただ、白井Lは事前に林道沿いを歩いて下見をされており、私にとっては付いて行けば楽しめてしまう甘えん坊沢登りでした(笑)

梅雨の真っ只中で天気はイマイチでしたが、澄んだ水が流れる穏やかな渓相でした。
地形図から推測するに「滝が連発するような沢ではないだろう」の予想通り緩やかな勾配の沢登りとなりました。
所々プールがあり泳ぐことが出来ます。暑いときはクールダウンに最高のはず。暑い時に来るといいと思います。
寒いのは苦手ですが、泳ぎは嫌いではないので個人的には楽しかったです。

今回の遡行区間の中間点あたりの小滝は楽しかったです。(遡上概要の10:10の箇所)
泳ぎから取付いて小滝左岸のスラブ状を登るラインです。荷物の一番軽い私が一番手で取り付きました。
登り始めたはいいが八方塞がりという沢あるあるを気にしつつ登りました。最悪行き詰っても下のプールにダイブすれば大丈夫そうなので落ち着いて登れました。
ここはロープを出すと安心な場所です。ただ確保支点が登った先の奥まった場所になってしまう為クライマーの様子を目視する事が出来ず、また滝の音で声も届かないのでパートナーとの意思疎通が取り辛いのが難点です。
もちろん巻いても通過できます。

その後も緩やかな渓相が続き、12時少し前に堰堤が現れ、巻く為に一旦林道へ出ました。

出たついでにお昼休憩でカップラーメンを食べていると、急に激しい雨となり今回はここで遡行終了として下山しました。

ナメ無し、滝ほぼ無し、巻きあり、ヒル無し、薮漕ぎなし、下山林道有りの初心者歓迎の沢を楽しく遡行出来ました。白井Lありがとうございます。

 

↓林道ゲート(手前に駐車)遡行対象は写真の左下の沢

↓こんな雰囲気です。

↓真夏なら泳ぐところですが今回は華麗にスルー。

↓ここは泳がなくても通過できるところですが、せっかくなので無駄に楽しく泳ぐ中川。

↓ここのプールも割と深かったです。左岸をへつりました。(へつる白井Lその1)

↓軽やかなステップの古賀さん(その1)

 

↓ここは深く、流れが結構速かったです。(へつる白井Lその2)

 

↓軽やかなステップの古賀さん(その2)

↓泳ぎからのクライミング。今回の核心(10:10の箇所)ですね。楽しかったです。

 

↓堰堤なので巻きます。

 

↓下山は林道で30分程度とお手軽です。

以上。

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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