豊田 天が峰クライミング

【豊田 天が峰クライミング】21.3.20(山形)
【2021年3月20日】
【メンバー】中川、白井、山形

日に日に暖かくなり、本気トライの出来るシーズン終了間近の天が峰に早朝からクライミングに行ってきました。

私のお目当てのルートは北北西だ。
正確に数えているわけではないがトライ数はゆうに20回を越えているはずである。
これだけトライしているにも関わらず眉毛マッチしてからの核心ムーブがなかなか繋がらず、ひたすら落ちまくってどハマりしていた。
今年の1月にキーホールドが一部、欠けたようでムーブの変更を余儀なくさせられ、さらに難易度がアップしたように感じる。

北北西のある壁は日当たり抜群で壁の温度が高くなるとゴール直前のダイクが持てなくなる。
3月の日中はダイクがぬるぬるになるため、早朝か夕刻しかチャンスがないと予想した。
何とか今シーズン中に終わらせておきたいと思い、中川さんに無理を言って5時発で天が峰に向かった。前日が会社の送別会だったが夕方からの雨予報もあったので気合で起きました。白井さんも加わり、7時前には岩場に到着した。
まだ気温は低くフリクションもバッチリ、状態は良さそうである。

1便目は右手垂直カチ、左手ピン側の薄いカチから体を右に降り、眉毛への足乗せが決まらずフォール。1テンでゴールまでのムーブを復習する。

2便目はゴール直前の一手を取るデッドムーブでフォールした。
しばらくレストしてから気を取り直して3便目、だいぶ日差しも強くなり岩も熱くなってきた。

ラストチャンスという気持ちで気合いを入れてトライした結果、3便目でRPすることが出来ました。中川さん、安心感抜群のビレイありがとうございました。家に帰ってからビールにウィスキーとたらふく飲みました。

私のトライが終わってからはまずはルート36、ルート60で遊びました。中川さんはルート60のバラしが完成しているので指皮を復活させて次回、ガンバです。

続いてショートサーキットの岩の裏にある隠れた無名ルートのワイドクラックで遊びました。6番をズリズリ上げながら登ります。

その後、トポにないコーナークラックは全員仲良くリードし、トップロープにしてからはなぜかワイドムーブの練習もしました。今回のメンバーにワイド好きはいなかったはずなのだが…

最後は月下美人で締めました。早朝発もあってか全員満足し、早めに帰宅しました。来シーズンもちょくちょく天が峰には通いたいと思います。

この記事を書いた人

こいつノリで生きてるだろと思われがちな関西人ですが山に対しては真剣です。厳しいルートを登った後に絶景を見ながらテント泊にて赤ワインを嗜む、そんな登山が大好きです。

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