天狗山ダイレクト&小川山烏帽子岩左稜線

【天狗山・小川山】23.4.22 (中田)
【2023年4月22日~23日】
【メンバー】武野 中田

5人で行く予定でしたが、1人また1人と減り、最終的に2人に
とりあえず天気は良さげだったので行ってきました!

4月22日(土) 天狗山ダイレクト
天狗山登山口からスタート
稜線上は風が強くめちゃ寒で、帰りたいなーと思いながらの辛いアプローチ
(武野さんも同じこと思ってたそうです笑)

1P目 
登りやすい岩稜。ロープ使わずに登りました。

2P目(Ⅳ級+) 中田
ルート下部の核心。ハング越えにある今にも抜けそうな小さいマツが邪魔で登りにくいピッチです。

3P目(Ⅱ〜Ⅲ級) 武野
ロープを出さずに4P目の岸壁下まで歩き

4P目(Ⅳ級+) 中田
カムがしっかり決めれる安心感のあるピッチでした。
誰かのカムがスタックしてたので外してあげたかったですが…

5P目
稜線歩き

6・7P目(Ⅳ級) 武野
チムニーの右側から登ります。少し嫌なムーブ。
7ピッチ目まで継続登攀

8P目
岩壁基部まで稜線歩き しんどい
ここから別ルートの分岐があるみたいです。

9P目(Ⅴ級−) 中田
ボルトが2つある簡単なフェイス
後続パーティーのガイドさんはアプローチシューズで登ってました笑
このルートを開拓したガイドさんで、開拓時は岩壁の草つきを登る泥臭いルートだったそうです。

10P目(Ⅴ級−) 武野
スラブからスタートするピッチ。岩が脆いのでホールドを慎重に選んで登ります。

11P目
歩いて登り、終了。
10分ほど岩壁上部を歩いて頂上へ
頂上まで登れるマルチピッチは達成感マシマシでした!

時間があったので、小川山へ移動して岩の偵察とボルダリングを楽しみました。
自分は初めての小川山! クライマーだらけの空気感と岩だらけの環境に感動!

 

4月23日(日) 小川山烏帽子岩左稜線
早朝に出発しましたが、取り付きでは1パーティーが準備していました。

1・2P目(5.7) 中田
時間短縮のため継続登攀。
2P目のクラックがどこかわからず時間をロス。

3P目(5.6) 武野
2本あるクラックの右側を登りました。抜けがめっちゃ怖い。

4P目(5.8) 中田
ルート下部の核心 フェース面の細かいホールドを拾いながら稜線へ!

5P目(5.4) 武野
切れ落ちた岩稜歩き。映えます!

6P目(5.4) 中田
樹林帯の稜線歩き。ロープが地面と擦れて歩きにくい嫌なピッチでした。
7P目(5.5) 武野
岩稜を登るピッチ。6P目よりは面白い。
8P目(5.7) 中田
途中から切れ落ちたフェイスを登る。高度感のあるピッチ。
9P目(5.7)武野
バンドをトラバースせずに直登。直登するルートは細かいカチが連続するルートでした。(10aぐらい?)
10P目(5.6) 武野
ナイフリッジが気持ちのいいピッチ。
11P目(5.5) 中田
12P目(5.7) 中田
クラックを登りたかったので、譲ってもらいトライ!
ハンドサイズの綺麗なクラックでした。
13P目 歩き
14P目 懸垂下降
コルまで下降。
ようやくゴールのチムニーが見えてきます。
15P目(5.5) 武野
門を抜けて懸垂ポイントへ
16P目 懸垂下降
17P目(5.7) 武野
ザックがあると少し登りにくいワイド。
18P目(5.8) 中田
最後に楽しい大チムニー

ザックをぶら下げていくか迷いましたが、背負ったままチャレンジ!
ザックのおかげで背中を上手く使えず、核心では辛いクライミングに…
「ガンバ!ガンバ!」
後続パーティーの応援を受けながら、なんとかノーテンションで抜けることができました。応援あざっす!

武野さんも楽しそうです!

18ピッチ登り切った充実感は半端なく気持ちが良かったです!
今回でマルチ3回目、北岳バットレスに向けてもっと経験を積んで、自信をつけていきたいです!

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