初登りで鳳来鬼岩へ

鳳来鬼岩初登り
2011年1月4日(火)
メンバー 浅田、Yさん
今年の初登りにYさんと鳳来鬼岩へ行ってきた。
朝少し遅く出て9時に乳岩へ着くと、駐車場にはわずかに3台が停まっていただけであった。そのうちの1台はハイカー、もう1台はボルダリングへ行く若者であった。
気温は0度で薄氷が張っている。素手でストックを握って登っていたが、寒さで手がしびれてきたので、途中から軍手をはめる。それでも一服岩へ着くと薄っすらと汗が出る。
さすがにTシャツにはならず、小休止をして登って行く。
鬼岩へ着くとクライマーは誰も居なく閑散としている。
準備をして「あんこ」でアップするが、岩が冷たく3ピン目ぐらいから手の感覚がなくなり、ホールドから手が抜けそうになる。
アップ後私は「卒業」へヌンチャクを掛けるが、やはり手の感覚がなくなる。
それでもテンションを入れながら何とか終了点まで抜ける。
Yさんは「猫も杓子も」12Cにヌンチャクを掛けるが、4ピン目まで掛けて一旦降りてくる。今日のトップアウトは狙っておらず、ムーブを探りながら行ける所まで登ると割り切っている。3ピンから4ピンが第一核心のようで悪い悪いと言っている。
レスト後2便目を出し4ピン目までは何とかノーテンで登る。そこで降りると言ったので、まだ時間はあるから、A0でも良いからもう少し上のムーブを探ったらとゲキを飛ばす。
期待に応えて5ピン、6ピンまでムーブを探りながらクリップする。さすがにそこで腕がパンプしてトップアウトはせずに降りた。次に繋がるトライでした。次回ガンバです。
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「猫も杓子も」を登るYさん
私はレスト後1便目のトライを出す。6ピンのレストポイントまでは順調に登りレスト体勢をとるが、イマイチ上手くレスト出来ない。呼吸を整えて7ピンへ向けて上りだす。
7ピン手前のガバでシャッフルするが、パンプが戻らず7ピン目にクリップしてテンションが入る。一旦ガバまで降りて8ピン目めがけて登り出す。右手をカチへ左手をアンダーへ、次に右手を甘いカチへ左手も甘いカチへ、そこから左足をガバまで上げて左手をガストンへ、右足を小さなスタンスへ上げてキョン気味にして右手をアンダーガバへ、それで左手でクリップする。何とかここまで繋がったが、ここでまたテンションが入ってしまった。寒さのせいで登れないんだと言い訳をつぶやきながら、最終ピンにクリップしてトップアウトした。
レスト後2便目にトライしたが、やはり7ピンでテンションが入ってしまい、気力もなくなり3テンでトップアウトした。次回ガンバです。
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「卒業」を登る浅田
この時期初めて鬼岩へ来たが、風が無ければ身体で感じる寒さは問題ない。だがやはり手の冷たさは対策が必要か。これから益々寒くなるが一つの目安として、新城の最高気温が8度以上なら鬼岩でも問題ないとYさんと話ながら乳岩へ下った。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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