ウィークデーの鳳来鬼岩

鳳来鬼岩
2011年7月14日(木)
メンバー 浅田、N君、H君
節電対策の一環で会社が木金休みとなり、暫く鳳来へは行けないかと思っていたが、N君もやはり木金休みと知り、N君のジム友のH君と3人でウィークデーの鬼岩へ行って来た。
乳岩の駐車場へ着くと、大量発生したと思われる小バエのような小さな虫が飛んでおり、
口や耳、鼻に入るので急いで準備をして登りだす。この時期のアプローチはやはり暑く、大汗をかきながら約1時間で鬼岩へ着く。さすがに木曜日とあってクライマーは我々を含めて総勢9名で、顔見知りの人達ばかりである。
H君は始めての鳳来鬼岩であるので、まず「あんこ」10bにオンサイトトライする。
外岩は主に豊田で登っているそうで、鬼岩の被りにてこずっている。
3ピン目からレイバック態勢に行くムーブで苦労してテンションが入った。
ムーブのヒントを教えると、7ピンまではホールドを探しながら、少し強引なムーブもあるが登って行く。しかしそこで力付きテンションが入る。結局1便目は2テンでトップアウトした。
レスト後の2便目は、7ピンクリップまではノーテンで行ったのでRPかと思ったが、やはりテンションが入り1テンでトップアウトした。
3便目のトライで7ピンまでのムーブはだいぶ固まってきて、途中レストしながら両腕をシャッフルしスムーズに登って行く。8ピンへのムーブは少し迷ったが持ちこたえ見事RPした。おめでとうございます。
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「あんこ」をRPしたH君
折角鬼岩へ来たのだからと、「卒業」にも触れてみる。下部の小核心は、さすがボルダーをやっているだけあり、あっさりクリアしていく。しかしストレートラインの4ピン目へクリップ出来ず降りた。少し通って被りに慣れれば、RPできるルートは沢山あるように思う。
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「卒業」を登るH君
N君は「あんこ」でアップ後「卒業」12bへムーブを確認しながらヌンチャク掛けで登る。
レスト後の2便目はストレートラインの核心である5ピン目まではスムーズに登ったが、6ピンへクリップ出来ずフォールした。テンションを入れた後、7ピンクリップまでのムーブはスムーズに登り、核心のカチへ突っ込むが惜しくもフォールし一旦降りる。
核心部の左手の使い方が違っているようで、ガストンで持つようアドバイスすると納得したようである。レスト後の3便目も1テンで7ピンクリップまで登る。核心の8ピンクリップへカチを掴んで登り、右手がクリップホールドを掴んだように見えたがフォールした。
結局3テンでトップアウトした。
回収便の4便目(クールダウンで登りたい人がいたので回収便にはならなかった)も若干よれて来ていたようだが、3テンでトップアウトした。
やはりこの暑い時期のRPは難しいかな。
鳳来鬼岩2011,6,4 006
鬼岩2011,7 005
「卒業」を登るN君
私はアップ後、迷った末に「アレー」12cにヌンチャクを掛けるが、ほぼ各駅停車状態であり且つトップアウト出来なかった。
大レスト後2便目は回収便でトライする。4ピン、5ピンと最終ピン(7ピン)でテンションが入れなんとかトップアウトした。
鬼岩2011,7 009
「アレー」を登る浅田
私の成果は無かったが、仲間がRPした時は嬉しいものだ。
それと若い新しい仲間が増えた事もやはり嬉しい。
乳岩への下りでヒグラシの初鳴きを聞いたが、いつ聞いても涼しげで良い。
汗びっしょりで下山し、乳岩の天然プールで水浴びをして汗を流し、スッキリとして帰豊した。朝悩まされた虫は、不思議な事に全然いなかった。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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