日本最北の百名山、利尻岳へ

【利尻岳】2016.8.25(森)
【年月日】2016年8月12日~8月15日
【メンバー】浅田、茂津目、西村、森

2016年の山岳会の新年会から企画が練られていた利尻岳に行ってきました!
メンバーは2015年に最南端の百名山である屋久島メンバーwith(自称晴れ男)森です笑

今回の利尻岳も茂津目ツアーによって開催されました。色々な手配と下調べしていただいた茂津目さんに感謝です!!
簡単なスケジュールをまずは記します。

8月12日
セントレア空港(19:30) → 新千歳空港(21:15) →電車→ 札幌駅(23:00) →バス→ 稚内港(5:30)
8月13日
稚内港(6:20) → 礼文島・香深港(8:15) → 観光 → 礼文島・香深港(16:25) → 利尻島・鴛泊港(17:10)
8月14日
利尻岳登山
8月15日
利尻島・鴛泊港(8:30) → 稚内 →車→ 観光 → 新千歳空港(21:50) → セントレア空港(23:40)

準備編のポイントはセントレア/新千歳往復を約24000円に抑えた所です!
ちなみに帰りを一便早くすると約1万円値段が上がるそうです・・・
前割と時間帯でここまで安くなるんですね~

それでは山行報告+観光ブログ?スタートです!

・8月12日
この日はほぼ移動でしたのでさっくりと。
空港からバスセンターそして稚内と割とバタバタでした笑その変わり疲れれていたせいかバスは爆睡です。3列シートで寝やすかったので、陸路で稚内目指す場合はご検討を。

・8月13日
当初は礼文島にある礼文岳も登ろうと思っていましたがスケジュールがタイトになりそうなので、観光に切り替えました。
観光は礼文島自体小さいな島ですので、レンタカーで周るのでなく今回利用した観光バスがおすすめです。
_DSC4426[1]朝の稚内港。これから出発です。
_DSC4430[1]礼文島にしゅぱーつ!
礼文島地図小さいですが礼文島の地図です。詳細はこちらを参照。
_DSC4433[1] _DSC4435[1]_DSC4441[1]
まずは澄海(すかい)岬。キラキラネームみたいですけど真面目につけています笑
礼文島は花の島といわれるくらいに花がたくさん咲いていました!
しかも海抜0mとかなのに高山植物咲いています!今回は見つけれませんでしたがクロユリが咲いているようですよ~

次は「最北限の地」のスコトン岬です。この場所のすぐ近くに民宿があるので誰か泊まってきてください!笑
IMG_4344[1]この日は台風の影響もあって風が強かったです・・・
しかもジメジメ&暑くて北海道なのに不快指数が高めでした。
_DSC4436[1]ただし海はめっちゃキレイです!沖縄の海と遜色ないレベルと思います。

猫台桃台という場所を経由してお昼には香深港に帰ってきました。
そしてお昼は港の近くにある「ちどり」というお店のほっけのちゃんちゃん焼をいただきました。
このちゃんちゃん焼が最高にビールご飯と合います笑ガッツリ食べたい人は行ってみてください!
IMG_4347[1] IMG_4346[1]

お昼の後は礼文島を離れて利尻島に向かいます。
IMG_4349[1]バイバイ、礼文島!
IMG_4350[1]もうすぐ利尻島。みんなワクワク!!

利尻での宿はテントではなくバンガローに泊まりました。
詳細はこちらを参照。この場所は安い、風呂が近い、港からも近いと三拍子揃っております。
IMG_4348[1]バンガロー中はこんな感じの2段ベットが2つです。
_DSC4449[1]キャンプ場からフェリーが見えます。

8月14日
バンガローは標高約40mで利尻山山頂は1721m、つまりこの日は標高差約1700m登る必要があります。
改めて数字にするとやばい。。。
利尻岳は往復10時間かかるとの情報もあったのでAM5時くらいにバンガローを出発。
40分くらい歩いて登山口(3合目)から登っていきます。
スタートから30分くらいであっという間に4合目(410m)に到着です。
_DSC4453[1]徐々に調子が出てきたのでぐんぐん標高を稼いでいきます。
_DSC4455[1]昨日違ってめちゃくちゃいい天気!あと、山からすぐ海が見えるのは離島特有の風景ですね~
IMG_4351[1]7:30に6合目(755m)に到着。みんな汗だくです。ここから徐々に視界が開けてきます。
この標高ですでにハイマツが生えていますね。
_DSC4459[1]またちょっとした急登を登っていきます。
_DSC4463[1]ニセの八合目という小ピークを越えて真の8合目である長官山(1218m)に9時ごろ到着!
ちなみにここまで麓の看板にはここまで4時間で到着できなれば登頂は難しいので引き返すように書いてありました。
私たちは約3時間30分なのでぎりぎりセーフ!
奥に見える利尻山目指してがんばっていきましょ~
_DSC4466[1]薄紫の花が咲くきれいな小道を抜けて山頂を目指します。
ちなみにこの花はトリカブトですので花、葉っぱ、茎のすべて触らないように。

さらに登っていくと10時ごろに9合目に到着!
IMG_4353[1] 薄ら奥に礼文島が見えます。空と海がきれいです。
_DSC4470[1]ここからが正念場!(真顔)
IMG_4354[1]斜度もあるし、ガレ場になっており踏ん張りどころです。
ですが、近年登山道の整備が進んでいる印象です。下山してから知ったのですが本当にここ数年で整備されていたようです。

ついに、、、、

11時ごろに山頂(1719m)に到着!
_DSC4476[1]ここからは山頂からの風景をお楽しみください。
_DSC4474[1] _DSC4475[1] _DSC4479[1]いや~、キレイっすね~
斜面の足が踏み込めないところとかに花が群生していました。その姿はご自身の目で確認していただければと思います。
山頂付近で休憩してお昼・・・のはずが風が強くて寒い!ということでそそくさと退散しました。。。

_DSC4482[1]山頂付近の登山道です。こう見るとなかなかの高度感・・・
_DSC4483[1]いや~、きれいっすね~(2回目)

そして16時ごろ無事下山し、バンガローに到着しました。
行動時間は11時間ほどで想定していたより早かったかなと。これも定期的なトレーニングのおかけです!

そして夜はキャンプ場の近くにある力丸さんで宴会しました。
_DSC4486[1]ホタテがうまい。魚がうまい。酒がうまい。
料理がおいしく酒が進みまくりです。これだけ酒がおいしく飲めるのも日頃の定期的なトレーニングのおかげですね(え
お盆ということもあり地元の人っぽいかたが多くちょっと混んでいました。もし利用される方は予約したほうが良いかもしれません。

8月15日

早朝フェリーで稚内に渡りレンタカーを借りて新千歳空港を目指します。
・・・の前にお腹がすいたので市場へGO!!

向かったのではレンタカーショップの方に伺った副港市場に行ってきました。
_DSC4489[1]ついに念願の海鮮丼食べれました。かなり盛りだくさんでめっちゃ満足です。
この市場はお土産(魚や生うにお菓子等々)がたくさんあるので寄って損なしだと思います。

途中で道の駅によって休憩のついでにご飯食べたり、アイス食べたり・・・
山で消費した分は全部取り返しておつりもたくさん取ってしまいました笑

あ、もちろん空港でラーメンも食べましたよ笑
_DSC4490[1]

振り返ると山と観光が半々くらいになってしまいました。
ですが北海道がっつり楽しんだ山行だと思います。

今度は道東の百名山を攻めつつ美味しいもん食べに行きたいな~

 

追記

この度は茂津目ツアーをご利用頂きまして誠にありがとうございます笑

森さんUPありがとうございます!
費用を追加しておきます。

セントレア光駐車場+ガソリン  10,000(一人あたり3500)
セントレア→新千歳空港     13,810
千歳空港駅→札幌駅(電車)   1,170
札幌駅→バス停(タクシー)   1,000(一人あたり250)
札幌→稚内ターミナル(夜行バス)5,150
稚内→礼文島(フェリー)    2,260
礼文島観光(バスツアー半日)  3,300
礼文島→利尻島(フェリー)    800
利尻島バンガロー(2日分)   12,000(一人あたり3,000)
利尻島→稚内(フェリー)    2,030
レンタカー+ガソリン      20,000(一人あたり5000)
新千歳空港→セントレア     10,710

合計 約50,980円 +食事、風呂、おみやげ代、高速料金(複雑なので省略)

 

浅田さんと私は初北海道だったので、ドキドキワクワク楽しみがいっぱいでした。

利尻へ行きたい!と一目惚れした動画がこちら。

The summit of Mt.RISHIRI [24june,2014] from toshiya watanabe on Vimeo.

山か~ら~の海!山の上から地平線を見てみたい!

晴れを祈るばかりでしたが・・

前日は曇り 登頂日晴天! 翌日は雨。

浅田雨・茂津雨も降らず最高な状態で利尻岳へ登る事が出来ました。
礼文島&利尻岳_442

夢が叶って嬉しいです!ありがとうございました!

 

山と関係ないですが個人的にすごく気に入ったのは、礼文島の方でした。
礼文島にあるユースホステル「桃岩荘」の名物のお見送りを見れました。

礼文島&利尻岳_3300

私は泊まったわけでもないけど、見ていたら
「帰ってくるね!」と思ってしまい涙が出ました。
いつか又、行ってみたいです。   茂津目

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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