鈴鹿赤坂谷 道間違えの記録

【鈴鹿 赤坂谷】2016.7.10(高橋)
【年月日】2016年7月10日
【メンバー】高橋、塩川、岩井

当初の予定では赤坂谷を遡行後尾根を乗っ越してツメカリ谷を下降する予定であった。しかし降りる沢を間違えてしまいツメカリ谷ではなく神崎川本流に降りてしまった。その顛末を記録として残しておく。

《計画》
私が計画する時の簡単な流れ。

ネットの記録やガイド本の記録を見て決める。
遡行図があれば遡行図も見る。
記録の記述や遡行図を参考にして2万5千分の1地形図上にトレースをする。
(他人の記録を参考にするのはここまで)
概念図を書く。
2万5千分の1地形図で机上登山(5~10回程度)
計画書作成

今回は概念図を書くことをはしょってしまった。
ちなみに概念図の書き方はこれ↓

https://onedrive.live.com/embed?cid=EFE74E76C69B7470&resid=EFE74E76C69B7470%21252&authkey=AOjarl5JOD-3EuY&em=2

机上登山は尾根を乗っ越すとこだけ5回程度やった。
この時は特に問題になるようなことは無かった。

《山行当日》
持ち物としては地形図とコンパスのみ。

地図を先読みして大きな沢の分岐までの概念はその都度頭の中に入っていた。
(その分岐についたら次の分岐までを先読みしておく)
途中で概念と違うなと思った時は地形図・コンパスで確認していた。
大きな沢の分岐がある度に地形図とコンパスで確認はしていた。
赤坂谷から尾根に登りツメカリ谷に降りる時は予定より1時間以上オーバーしており焦っていた。
赤坂谷を離れてから神崎川本流に降り立つまで地形図・コンパスは使用しなかった。

さてここで後日書いた概念図。

IMG_20160714_0001_NEW

そして間違えたところの拡大

IMG_20160714_0001_NEW (2)

赤いラインが予定のコース。
B沢を下りツメカリ谷に下降する。
緑のラインが実際に歩いたコース。
A沢を下り神崎川本流に出る。

「赤坂谷から小沢を詰めて尾根に上がり右に進み、小ピークから左に延びる尾根に乗り右の沢に降りる」
「尾根を左に降りるとC沢に出るので遠回りになってしまう」
ナビゲーションとしてはこんな感じで考えていた。

地形図・コンパスは見ずに頭の中だけの概念図・おおざっぱなナビゲーションだけで行動してしまった。
緑のラインを歩いて神崎川本流に出た時愕然とした。
本当のことを言うとそれより手前でおかしいとは思っていた。
ツメカリ谷に降りるにしては対岸に見える尾根との標高差があり過ぎたし対岸に見える尾根の巾が広過ぎた。

それでも地形図・コンパスは使用しなかった。
本流に出た時にやっと地形図・コンパスを出して何処で間違えたか・現在地は何処なのか確認はしたけれど…。
時すでに遅し。

今回の反省
計画段階で概念図を書かなかった。
地形図よりも尾根・沢の感じがパッと見で解り易いので後々役立つ。

重要なところで地形図・コンパスを使用しなかった。

ナビゲーションがいい加減。
右・左って…。方向を示す時は東西南北で考えるべき。

次は間違えないぞ。

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