豊川山岳会読図講習会 in 鳥川

【豊川山岳会読図講習会】24.1.13(河合)
【2024年1月13日、14日】
【メンバー】(13日)山口岳、遠山、河合 (14日)小寺、岡本、河合

今年の会員限定の読図講習会は、こじんまりとした参加人数で寂しくもあったが、その分マンツーマンの講習会となった。
岡崎市ホタルの里の鳥川地区のハイキングは岡崎市公式観光サイトのHPに「鳥川ホタルの里山歩きマップ」として紹介されています。(下記のマップは岡崎市公式観光サイトのものです)

上記地図をクリックすると岡崎市公式観光サイトにリンクします。

1月13日(土)
8:00、音羽で集合し、鳥川地区に移動。読図講習会のテーマは、
①コンパスが使えるようになること。
②地形図の尾根と沢が等高線から読み取ることができること。
この2つのテーマで講習会を行った。

まずは、コンパスの使い方の練習。コンパス練習シートを用いて三角形、四角形を歩けるように行う。
・コンパス練習シート
・コンパス123の練習方法

コンパス123の練習

今回の講習会のルートは、昨年開催した講習会の逆コースで行った。

(地図をクリックすると拡大します)

あらかじめ特徴物を決めた番号に行き、地図を確認します。今日は、山口君を先頭に講習を行う形になりマンツーマン講習がスタート。

しっかり地図を見てくれます。私のマニアックな説明にもついてきてくれているので、地図は読めています。

真剣に地図を見る遠山さん

本日は、寒波が来るということで、後半はサクッと歩いたが、ラストアスファルト道に出た時には、小雨が降ってきた。山の中でなくてよかった。

私の講習会は、ちょっとマニアックになってしまいがちで反省しますが、地形図の等高線の意味合いを理解してくれると嬉しく思います。また、会員は、地図アプリを利用している方が多いので、現在位置が分かって、コンパスで進行方向を示すことができれば、安全登山に繋がります。会員の中で道迷いによる遭難が起きないように願っています。

1月14日(日)
本日の参加者も私を含めて3名。地図オタクのマンツーマン指導が始まる。
昨日同様に、音羽に8:00集合、鳥川地区に移動し、コンパス123を練習。本日は、昨日よりも肌寒く、朝はコンパス操作は素手では冷たくかなり冷えている。それでも、コンパス操作に真剣に取り組んでくれている。

地図を見ながら、地図オタクのうんちくを聞き等高線の尾根、沢の違いに耳を傾ける二人。等高線には、「国土地理院のおっちゃんが、ここに尾根の表現を等高線でしておいてけど、分かった?」って地図がいってくるのよ・・!って私が説明。もはや、講習会ではなく、オタクワールドの発表会?になっている。

昼食は、額堂山で暖かいカップラーメンを食べる。太陽の光は暖かく、雑談をしながら時間を過ごす。出発は午後1時を少し回っていたので、額堂山から西北西に延びる尾根でスタートの駐車場にエスケープすることにした。あらかじめ地図に〇がついていないので地形に〇(特徴物)がついてないところを歩くのは、実際の山行に近い。自分で特徴物を設定して歩くのは初めてでは難しいかもしれない。しかし、本日の講習会で、ピークは簡単にわかるようになっていたし、ピークからのコンパス操作で進行方向も分かっているので、難しくなく、歩いているようだ。
真剣に地図とコンパスを理解しようと1日頑張った結果、コンパス操作は10秒でできるようになっていった。

地図の楽しさは、等高線の表現力を理解したときに「なるほど!」と思った瞬間である。また、「えっ?こんな少しの等高線の曲がり方が、実施の地形のこれを表現しているの?」という驚きである。

今年は、参加者が少なく残念であったが、また、希望があれば開催したい。

-記・河合-

 

この記事を書いた人

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